未知の多い人間の脳は、まだまだ使い方が未熟である。真に進化していくためには、思考より思感を大切にすることだ。<1084>

未知の多い人間の脳は、
まだまだ使い方が未熟である。
真に進化していくためには、
思考より思感を大切にすることだ。

<1084>


人間同士の中に居ても、
楽しめている人やそうでない人は、
感じることができるように、
植物たちの様子から、
その感情は感知することはできますが、
本当にあらゆる場面を、
最後まで愉しむことに関しては、
人間とはレベルの違う次元でしょう。

植物たちは、人間と同じように、
感情は持っています。
いや、その感性は、
一瞬にして、人間の乱れたエネルギーを
吸収、調節してくれるほどですから、
人間より、さらに奥深い感性、感情を、
持っていると言えるでしょう。

人間の脳は、自然界で最も進化した脳だと言われていますが、
今の現状を見ている限りでは、
それははなはだ疑問が残りますね。

他人や自分自身を外的に内的にも、傷つけていくことや、
自然を破壊する方向が止められない現状は、
どう見ても、最も進化した種が、
やっていることとは思えませんね。

もし、最も進化している脳だとすれば、
その本来の使い方を、まだ見出せていないと、
考えることでしか理解できないでしょう。

身体に対する、脳の大きさなども言われますが、
二足歩行する人間の身体を支え、
複雑な動きを可能にして動かし、
100年ほど生きさせるわけですから、
その機能を支えるだけでも、
これだけの脳の容量は必要になるでしょう。

また、思考することが、
人間の特性のようにも言われていますが、
思考能力は他の動物でも持っていますし、
もちろん植物にもレベルの高い思考能力はあります。

その思考能力の使い方の
植物たちとの違いを感じていると、
どうやら、人間の本来の進化に、
悪影響を与えているというところに、
行き着いてしまいます。

思考を司る領域が、ごく僅かな部分であること、
思考領域より遥かに大きな
潜在領域があることには辿り着いていますが、
その使い方が、まだ未熟な段階なのでしょう。

無駄のない自然界ですから、
普通に考えれば、領域の大きな部分を、
もっと多く使った方がいいことは明らかでしょう。

それを、人間界は、
狭い領域を使うことに偏重した、
教育、社会環境にしてしまって、
成長を目指しているところに、
現状の大きな問題点になっている原因があるでしょう。

人間はどうやら考え過ぎることが、
人生を愉しむこと、夢の実現や、
才能、能力の進化を愉しめないことに、
繋がっていますね。

日々、感情的に楽しいことばかりではありませんが、
これも、捉え方ひとつで愉しむことができます。

シンプルに、心が望む夢のことだけにフォーカスして、
そこに辿り着くために、
必要なことだけが起こってくるのが自然界であること、
シンプルにフォーカスしていけば、
思考で理解しようとしなくても、
本来、自然界で生きる者には、
感じられるものでしょう。

複雑に色んなことに心奪われて、
考え込んでしまうのが、
まあ、現代の人類の悪い癖でしょう。

今日も、シンプルにひとつの到達点を目指す
あなたにとっては、辿り着くためのチャレンジには、
それに必要なことしか起こりません。

どうぞ、考えるより感じることを優先させて、
愉しめる一日をお過ごしください。

まだまだ未熟な人類は、
まさに、下手の考え休むに似たりですよ。

(浜本哲治)

ツートンの小菊が今年も咲いてくれました
ツートンの小菊 こぎく が今年も咲いてくれました