自然の循環の象徴である、枯れ葉の偉大さを感じることだ。<1130>

自然の循環の象徴である、
枯れ葉の偉大さを感じることだ。

<1130>


枯れ葉、枯れ草が誕生花になっているのと、
花言葉があるのには感動しました。

自然を知るほどに、
枯れ葉や枯れ草、そして雑草と呼ばれる子たちの、
存在の大きさ、偉大さを感じてきますね。

枯れ葉の花言葉は、
「新春を待つ」「メランコリ-」「ロマンチック」

人間界では、落葉や枯れ草は、
雑草などと同じように、
邪魔者扱いをして、廃棄してしまったりしますが。

植物たちの枯れ葉、枯れ草ほど、
自然界の愛の循環を象徴して、
偉大なものはないでしょう。

その場で生きる、木や植物たちにとっては、
落とす枯れ葉や、役目を終えた枯れ草は、
花や実よりも、遥かに多くの者たちに
愛を届けるものになっています。

木々や草花の足元には、
一握りの土の中に、何億とも言われる、
目には見えない微生物を含めて、
多くの者たちが暮らしています。

落葉や枯れ草は、
その子たちの生きる糧になっていたり、
暮らす棲家になっています。

そして、その子たちがそこで暮らしてくれることで、
葉を落とした子や、種子を落とした子たちも、
生きていけるようになっています。

また、大地からもらったものは、
大地に返す循環で、その場が健全な状態に、
保たれるようになっているのですが。

どうも人間は、
これらの自然の循環に手を入れ過ぎて、
自ら苦しむことになっています。

得意の排除の論理を発揮することで、
マッチポンプの状態に陥っている状況は、
人間界のあらゆる場面で見られるものでしょう。

自然の循環を、できるだけ阻害せずにいれば、
人間が創り出した、不自然なもので、
余計なことをしなくても、
自然の恵みをいただけるものです。

生活のあらゆる場面で言えることですが、
作物を育てる場面で言えば、
自然の循環を阻害しなければ、
土を耕す必要もなければ、
水やりをする必要もありません。
肥料を入れることも、
農薬を使う必要もありません。

人間がやることは、種子を蒔くことと、
育つ子の陽当たりを確保してあげることくらいです。
種子を蒔くことも、
全てを収穫しなければ、必要なくなるでしょう。
そして、ありがたく収穫していただくだけですね。

自然の循環を阻害して、
勝手にやらなくていいことを、
増やして悪循環に陥っているのが人間界です。

健康の問題もそうですね。

自然の循環を崩して、具合が悪くなって、
薬を使って、さらに不健康になっています。

どうぞ、あなたの生活や仕事のあらゆる場面で、
自然な循環を考え、感じてみてください。

そして、自然な循環が流れるように、
やることを見直してみてください。

自然で健全な状態に保つためには、
本来やるべきことは、増える方向ではなく、
シンプルに減る方向になることを、
どうぞ感じ取ってください。

余計なことをせずに、
その時間を、あなたの素晴らしい才能、能力を、
夢に向かって、磨き込む時間に充てられたら、
今日も愉しい、充実した一日になりますね。

枯れ葉の偉大な役割を、
ぜひ存分に感じてください。

(浜本哲治)

11月30日の誕生花の枯れ葉です。
11月30日の誕生花の枯れ葉です