熟考することは立ち止まることではない。柔軟で、しなやかな対応力は、クイックレスポンスと試行錯誤で生み出されてくる。<1148>

熟考することは立ち止まることではない。
柔軟で、しなやかな対応力は、
クイックレスポンスと試行錯誤で
生み出されてくる。

<1148>


季節になると一斉に咲き始める、
植物たちですが、
それぞれの花は、自分のタイミングで
迷いなく咲いてきます。

少し早めに開花する子、
少し遅めに開花する子と、それぞれですね。
どのタイミングで咲く子も迷いがありません。

植物たちが育つ様子は、
人間で言えば、まさに直感的な動きです。
熟考している姿は、まず見かけませんね。

というより、常に深く考えていて、
考えることで、チャレンジを止めることがない。
と言った方がいいでしょうか。

思考はもちろん植物たちにもあって、
考えてるなあ。気づかっているなあ。
という場面は、至るところで感じることですね。

考えを及ぼす観点が、
人間とは少し違うのかもしれませんね。

成長、進化へのチャレンジは、
片時も立ち止まることなく、
どんな環境の変化にも、
まるで、あらかじめわかっていたかのように、
対応していきます。

ただ、環境の変化に遭遇している局面を見ると、
決して全てのチャレンジが上手く行っているわけではありません。

試行錯誤の末、最適な道を切り拓いている。
といった様子ですね。

やはり、自然界での環境の変化への、
最適な対応方法は、試行錯誤とクイックレスポンスでしょう。

もちろん、あえてアクションを起こさない。
というアクションもありますが。
ただ、状況を眺めているだけでは、
状況が好転していくことは稀なことでしょう。

アクションを起こさない限り、
先には進んでいけません。

そして、アクションを起こすタイミングを逸すると、
リカバリーに、さらに大きなエネルギーと時間を要してしまいます。

状況の変化が起こった時が、
最適のタイミングですから、
できるだけ速く、アクションを起こすことです。

全てが上手くいきませんから、
次々にアクションを繰り出していくことです。

あまり考え過ぎていると、
タイミングを逸することになりますから、
常々、チャレンジをしながら、
熟考しておくこと、直感力を高めておくことが、
重要なことになりますね。

直感力を高めるには、
日常生活の中で、実用的に、
クオリティを高めていく方法がありますが、
それは、またの機会にしますね。

どうぞ、まるで、予想していたかのように、
変化に柔軟に、しなやかに対応していくことは、
立ち止まることなく、次々にチャレンジを繰り出すことですから、
上手くいかないことを怖れることなく、
試行錯誤を繰り返してください。

考える間もないほどに、
アクション、チャレンジをし続けることは、
あなたの潜在能力を引き出すことにもなっていきます。

あなたの能力への信頼が高まるほどに、
確実に状況対応力が高まることを感じられる、
今日も楽しみな一日になりますよ。

(浜本哲治)

蝋梅(ろうばい)の蕾もほころんできました。
蝋梅 ろうばい の蕾もほころんできました