達人に長い時間触れて、感じ取る力を磨いていくことだ。言葉にできないものを感じ、本物の感性にしていこう。<1204>

達人に長い時間触れて、
感じ取る力を磨いていくことだ。
言葉にできないものを感じ、
本物の感性にしていこう。

<1204>


植物たちは、一人ひとりが間違いなく、
人間で言うところの達人です。

もちろん、一人では生きてはいけませんが、
人間が手を加えない子ほど、
どんな環境の変化があっても、
逞しく、しなやかに、きっちり、
自分の最高の花を毎年咲かせてきます。

人間の達人と言える人にも、
可能であれば、できるだけ身近で、
長い時間触れることですが。

達人の達人たる素晴らしさを吸収するには、
技術的、理論的なことなどよりは、
言葉で表せない部分を「感じる」ことです。

技術的なことは、トレーニングを積めば、
その領域に達することはできますが、
達人が達人たる所以は、そこにはないでしょう。

達人の域に達するには、
もっと本質的な部分です。

これは多分、思考を巡らせても、
及びがつくものではないでしょう。

思考では理解できない領域に到達しているからこそ、
達人と言われるわけですね。

この言葉に表現できないものを感じることは、
達人である、植物たちと交流するときにも、
とても大切なことになります。

植物たちは人間の言葉が理解できます。
というより、言葉は理解できなくても、
そのエネルギーを感じ取って理解します。

そして、意思、意図を持って、
日々活動していますから、
私たちが投げかけた、言葉や思いのエネルギーに対して、
回答、自然界で必要なことなどを返してくれます。

これを、いかに感じ取れるかなのですが、
もちろん、植物たちは人間の言葉は喋りません。

ただ、人間同士でも、言葉が通じなくても、
意思疎通を図ることができるように、
愛犬、愛猫と交流ができるように、
植物たちとの交流もできます。

植物たちの言葉、エネルギーは、
もちろん、思考では理解できません。
それをキャッチできるのは、感性、潜在領域です。

植物たちのエネルギーをキャッチした脳が、
閃きなどの形で、そのエネルギーを変換してくれます。

ですから、植物たちのエネルギーを感じるにも、
閃きを引き出す方法と同じように、
テーマに心を向けて、リラックスして、思考を手放して接することです。

植物たちの言葉、エネルギーをキャッチできるようになれば、
動物たちの交流も、もっとスムーズになりますし、
人間の達人の真髄を感じ取ることもできるようになります。

もちろん、人間同士の交流、動物たちとの交流同様に、
その関係を深めていくには、ある程度の時間は必要ですが。

人間の感性を磨き、潜在領域との繋がりを、
太く、強固なものにしていくには、
植物たちと交流するのがいちばん確実です。

その交流の中で、最も大切なことが、
言葉にできないようなものを感じることです。

どうぞ、今日も、
あらゆる場面で、感じることを大切にしてください。

そして、感じる心、感性の感度を高めるために、
ぜひ、自然界で生きることの達人である、
植物たちとの交流の時間を大切に持ってください。

潜在能力をメインエンジンにして、
どんどん夢や思いを実現しようと考えているあなたには、
感性のクオリティを高めていくことは、
必要不可欠なことですね。

感じる心を高め、
それを自然に同調させていけば、
毎日がもっともっと楽しくなりますよ。

何があっても、最高の花を咲かせられる、
領域に入っていきましょう。

今日も植物に高められた、本物の感性で、
どうぞ存分にお愉しみください!

(浜本哲治)

紅梅(こうばい)の蕾も膨らんできています。
紅梅 こうばい の蕾も膨らんできています