自然界は全てを愉しめる世界である。最高に愉しむためには、自然に沿うことだ。<1314>

自然界は全てを愉しめる世界である。
最高に愉しむためには、自然に沿うことだ。

<1314>


卒業は、新たな世界に旅立つタイミングでもありますが、
何にチャレンジするにしても、
愉しむことを、ぜひ根底においてください。

愉しめることにチャレンジすることも、
チャレンジを愉しむことも、
いずれにしても、愉しむことが大前提です。

どうも人間界では、
夢の実現や、事を成し遂げることは、
辛く、苦しい思いをしなければ、
実現していかないことのように、
捉えられていることが多いですが。

人間は、元来それほど、
思考による意思の強い生き物ではありません。

愉しめていないこと、嫌なことに、
耐性はほとんどないと考えていいでしょう。

それを無理していることで、
心身に悪影響を及ぼしています。

偉業を成し遂げた人たちが、
周りから見ると、とても大変なことを、
我慢してやって、成就させているように、
考えられていますが。

同じ人間のやることですから、
自分自身を振り返ってもわかるように、
決して、本人は嫌なことだと思ってやっていないでしょう。

植物たちも同じですね。
花を咲かせることと、
冬を耐え忍んだことを、
どうも、人間は結びつけたがりますが。

最高に美しい花を、植物たちが咲かせられるのは、
全てを最高に愉しめているからに他なりません。

人間の能力の差などは、
ないに等しいほどの差しかありません。

チャレンジの結果に、差が出るとすれば、
この「愉しむ」ことに尽きるでしょう。

どうぞ、自然界は、本来全てを愉しめる世界ですし、
愉しめていないことは、
何かが不自然だと考えて間違いありませんから、
あなたの愉しめている心を感じながら、
チャレンジしてください。

不自然に気づけば、自然に戻していくことです。
自然が基本にある自然界では、
どんな不自然も、自然に戻す方法はあります。

戻せないとすると、不自然に囚われている、
思考が邪魔をしているだけでしょう。

愉しむことが何よりも大切なことを、
遭遇する全ての出来事から感じられる、
今日も素晴らしい一日に、きっとなりますね。

愉しむのが一番の自然界を、
どうぞ、存分にお愉しみください!

(浜本哲治)

紅梅(こうばい)が満開になってきました。
紅梅 こうばい が満開になってきました