自然の循環の中で、人間は暮らしていくことだ。ゴミの問題ひとつにしても、まだまだ進化の余地の大いにある人間界である。<1492>

自然の循環の中で、人間は暮らしていくことだ。
ゴミの問題ひとつにしても、
まだまだ進化の余地の大いにある人間界である。

<1492>


5月30日は、ゴミゼロの日ですね。

我が家では、生ゴミは出ません。
全て、大地に戻しています。

その中から、新たな芽吹きに繋がって、
早速、造ったばかりのコンクリートガーデンで、
野菜たちも芽吹き、花でも楽しませてくれて、
収穫も楽しませてくれました。

生ゴミは、すでにゴミではなく、
我が家の貴重な資産になっていますね。

生ゴミは一カ所に集めてしまうと、
腐敗して悪臭が出てきますが、
分散すると、たくさんの微生物たちによって、
また、自然の環境によって、
あっという間に、土に戻っていきます。

わざわざ、集めて堆肥にして。
などとしなくても、自然が健全に循環させてくれます。

鳥くんたちもやって来て、
循環や新たな出会いに一役買ってくれています。

また、鳥くんたちや様々な生き物が、
訪れてくれることで、
植物たちが、健康に元気に育てるような
環境にもなっています。

植物たちが、可哀想だな。
といつも感じるのは、
強風などの後に、どこからともなく飛んできている、
ビニール袋などの人工物です。
これらは、いつまでもそのまま残り、
生態系を大きく崩しています。

製品を作る時にも、自然に大きな負荷をかけて、
作った後にも、負担をかけているのが、
今の人間の作っているものでしょう。

色んな物質が、生分解されて、
自然に戻るようになっていけば、
ゴミの問題も、生態系の問題、環境の問題も、
大きく解決に前進するでしょう。

ゴミにならない製品は、
今、ほとんどないでしょう。

ひとつの製品の、自然との共生や、
自然の循環、自然に沿うことに向けた追求は、
全てが、まだまだ道半ばです。

人間だけが表面的に快適になれば、
それでいいと考えていては、
様々な、根本的な問題の解決は進んでいかないでしょう。

生分解性のプラスチックなども開発が進んでいるようですが、
ゴミにならずに、全てが循環できるものを、
自然界で共存していくためには、
少なくとも考えだしていく必要があるでしょうね。

エネルギーの問題にしてもそうですが、
利権が関わっているからでしょうか、
人間界は、一カ所に集めてしまう傾向にありますが、
そのことで、ゴミ同様に腐敗しやすい状況になっています。

一人ひとりの場所で、完結できるようにしていくのが、
自然の植物たちを見ていてもわかるように、
本来の自然界で生活する者の、自然な姿でしょう。

ゴミを出してしまうのが、
先進国の証しのようになっている人間界は、
まだまだ、進化の余地が大いにあるということでしょう。

どうぞ、あなたの追求している分野でも、
ゴミが一切出ない境地に追求を進めてください。

ゴミを極力出さない生活を目指し、
ゴミが出ない状況になるように、要求してください。

生ゴミが循環して、
恵みとして戻ってくる様子を感じられることは、
非常に感動的ですし、大きな学びがあります。

全てのものに、それを感じられるようになっていけば、
人間界も大きく進化しているでしょうね。

日常の中で感じることがなくなっている、
自然界の循環を感じることを、
最も身近なゴミから考え、感じる、
素晴らしい一日を今日もお愉しみください!

(浜本哲治)

苧環(おだまき)の花です。
苧環 おだまき の花です