愛を育むために循環させるには、愛をどんどん手放すことだ。<1563>

愛を育むために循環させるには、
愛をどんどん手放すことだ。

<1563>


愛を循環させることは、
愛を手放すこととも言えます。

愛は一人の手の中では、
そのエネルギーの増幅には限界があります。

自分の中で育んだ愛を、
どんどん旅立ちさせることです。

様々な場所を巡る旅を重ねることで、
あなたの育んだ愛は、
大きく逞しく、美しくしなやかになっていきます。

なぜか、愛に鎖を付けたまま、
少し旅をさせると、すぐにでも手繰り寄せられるようにでしょうか、
自然界のエネルギーの波、リズム、
愛の循環に船出させてあげていない愛を、
いつまでも抱え込んだままに、
愛が巡ってこない、大きく育たないと、
嘆いているケースも多いものですね。

愛は、どんどん育んで、
どんどん旅立たせることです。

世界中を、あなたが放った愛だけで、
埋め尽くすくらいの勢いで、
次々と、手放していくことです。

真に旅立たせた愛は、
必ず大きくなって、戻ってきます。
それが、自然界の循環です。

その姿は、全く変わっているかもしれません。
あなたが育んだ愛だとは、見分けがつかないかもしれませんが、
必ず、どんな姿であっても返ってきます。

もし、仮に、
この自然界で、愛を受け取れていないと、
感じているとしたら、それは簡単です。
旅立たせた愛が、少ないからです。

人間界の、不自然な様々なシステムなども、
自然界全体から見ると、
自分の中でだけ、愛を転がしているようもので、
本来の愛を受け取れるほどに、
循環させられていないものに、
なっているのかもしれませんね。

だからこそ、大きなストレスばかりを感じ、
それを感じないように、また逃れるようにして、
誤摩化してしまい、病や争いの増え続ける社会に、
なっているのだと言えるでしょう。

社会は、個人の投影です。
人間界全体に定着しているようなシステムも、
まさに、ひとりひとりの思いの実現です。

愛の循環もそうですが、
ひとりひとりの思いも、
それぞれが、大切なことに気づき、
変えていくことで、どんどん変わっていきます。

全体に囚われないことです。

人間界の全体がどうであれ、
ひとりひとりの愛の循環も、思いの実現も、
自然界の摂理に沿って、実現していきます。

全体や常識と言われているようなことに、
流されてしまわずに、常に疑問を持って、
本質を見抜き、自分の言動だけでも、
自然に沿わせていくことですね。

そういう人たちの和が、閾値を超えてくれば、
特に連携、連帯などをしなくても、
全体が変化していくのが、自然界です。

どうぞ、あなたの身近なところから、
自然界の愛の循環を体感できるように、
あなたの素晴らしい愛を、
惜しみなく、どんどん旅立たせてください。

きっと、近い将来に、
愛の循環の凄さを、実感することになりますよ。

笑顔などのように、今日、すぐにでも、
循環して、大きくなって返ってくる愛も、
たくさんあるかもしれませんね。

受け取れないほどに、
愛を循環させることができれば、
その輪が、さらに大きくなっていきます。

今日も楽しみな一日になりそうですね。

(浜本哲治)