成長ではなく、進化を人間界は目指すべきだ。進化は自然に沿うことの中にしかない。<1566>

成長ではなく、進化を人間界は目指すべきだ。
進化は自然に沿うことの中にしかない。

<1566>


単に生きるだけでなく、
70年、100年とどんどん洗練していく花を、
咲かせ続けられることは、
経年が、劣化をなかなか超えられない人間にとっては、
大きな進化の余地として目指すべき方向でしょう。

また、個人としてだけなく、
循環としても、人間は決して進化の方向には、
向かってはいないでしょう。

表面的な成長はしているかもしれませんが、
その成長方向と、進化が一致していないのが現状ですね。

その方向が一致していれば、
自然界を破壊する方向に向かうこともないでしょうし、
争いや病が増え続けることもないでしょう。

そのことに、現代人は、
一刻も早く気づき、向かう方向を、
進化の方向へと舵を切っていくことです。

未来を変えられるのは、今しかありません。

エネルギーの共鳴で、全てが起こる自然界ですから、
どんなエネルギーが、続いていけば、
未来にどんなことが起こるかは、
ある程度は、容易に予測できます。

そして、現状や変化は、
日常の中で、全て感じ取ることができます。

自分自身が感じるストレスや苦悩、
天候、気候などの変化は、
ここ数十年で、明らかに大きく変化していることは、
誰しも気づくことができることでしょう。

それがもっと悪化した状態が、
今の生活を続けた先にあることを感じることは、
火を見るより明らかなこととして感じられることでしょう。

誰かが、大きく変えることをやってくれる。
という発想では、数千年の下地があって、
ここ数十年で、爆発的に変化している流れを、
変えていけることにはなりませんね。

特に、今までの価値観を、
大きく変えなければならないことですから、
大きな痛みを感じたり、
人間が自然界で暮らせなくなることがないようにするためにも、
一人ひとりの変化が大切です。


 
また、日本人も、ここ100年あまりの間に、
何度も、大きく価値観を変えなければならない状況に遭遇していますが。

ことごとく、強制的に変えさせられることになっています。

これは、人間界全体にも言えることですが、
大きな痛みを伴わなければ、
自ら変化できないということは、
自然界では、いたって未熟であると言えるでしょう。

自然界の住人としては特に、
自然界の進化の中で、存在し続けていくためには、
自らが進化していくしかありません。

人間が淘汰されることで、自然界が進化する道も、
人間も進化して、自然界の進化とともに、
存在していけるかどうかも、
人間自身の選択になるでしょう。


 
どうぞ、人間界の一員である以前に、
自然界の一員であることを自覚して、
言動、チャレンジ、立ち位置を決めてください。

相変わらず、人間が自然界の中心である。
という発想からきていると思われるような。

自分さえよければ、自分の家族さえ、
自分の所属する組織、国さえよければ、
それでいいと考えたり。

明らかに自然に反していることでも、
長いものには巻かれろ的な発想で、
言動を変えられない、自然に沿わせられない、
アクションに終始していることに、
ピリオドを打ってください。

人間界は、あなたを守ってくれなくても、
自然は、間違いなくあなたを守り、支えてくれます。

何に沿っていくか、どこに基準をおくかは、
これからの未来の選択として、
非常に大切なことになりますよ。

ぜひ、未来の子どもたちに、
恥ずかしくない選択をしてください。

そして、すぐにでも変えるべき言動に気づいたら、
変えることにチャレンジしてください。

自然に沿うことで、
あなたの自身も、未来の子どもたちも守れることを、
実感できる今日になっていけば、
愉しい一日に、間違いなくなりますね。

あなたの今しか、未来を創れないことに、
責任と醍醐味を感じてお愉しみください!^^

(浜本哲治)

鮮やかなオレンジが映える、姫檜扇水仙(ひめひおうぎすいせん)の花です。
鮮やかなオレンジが映える、姫檜扇水仙 ひめひおうぎすいせん の花です