無限の可能性を秘めた、未知の能力を、
人間界の不自然で封じ込めないことだ。

＜1585＞

夏は身も心も開放的にもなりますから、
新たな才能、能力が芽生えることも、
充分に起こりうることですね。

人間も含め、自然界で生を受けた者は、
全ての存在が、大きな可能性を秘めています。

それは、自然界自体が変化し続け、
無限の可能性を秘めていて、
その自然との組み合わせで、現象を起こしますし、
全ての存在自体にも、無限の可能性が、
備えられていることと、双方あるでしょう。

かなり進化の先を歩んでいる、
植物たちの様子を見ていても、
また、人間の才能、能力が見え隠れする様子を見ていても、
不思議な現象や、不思議な能力が発露したとしても、
それは、何の不思議なことでもなく、
実際に起こることは、可能性として全て存在できるものです。

人間は未知に憧れるあまりに、
脚色したり、場合によっては虚偽を、
表現してしまうこともありますから、
科学で証明されていない多くのものが、
眉唾ものになってしまっている傾向にあります。

ただ、地球上に生存している生き物でさえ、
人間は1割程度という、ごく一部しか知り得ていないのが、
紛れもない現実ですから、
科学などで、知り得ていることだけが全てと考えてしまうと、
せっかくの無限の可能性が存在する、
自然界の醍醐味を堪能することはできませんね。

誰にも発現していない能力が、
突如発露したとしても、
それ自体は、何の不思議もないことです。

そして、そういう能力の可能性を感じ、
その気になっていくことは、
特別な能力に限らず、再現性を高めるために、
とても大切なことです。

ただ、これもよく見かける、非常に多いケースですが、
潜在能力などが発現して、その気になるところまではいいのですが、
今の人間界のシステムのような、不自然なものに乗せてしまうことで、
せっかく、引き出せた能力が、
そのまま、再現できなくなってしまうケースは、
もったいなくも、非常に多いですね。

これは、何も潜在能力に限ったことではなく、
思考や意識でコントロールできる、
顕在能力においても、同様のことですね。

自然界では、不自然な流れに乗せてしまうと、
そのエネルギーは半減したり、
ないに等しいものにもなってしまいます。

どうぞ、せっかく授かった素晴らしい才能や、
どこまでも深い可能性を秘めている、
未知の能力を、人間界の不自然で封じ込めてしまうことなく、
大切な人のため、多くの人のために、
存分に引き出し、大いに活用してください。

全ての生き物が、生育する季節は、
人間の芽吹きも多くなります。

この夏にも、ふと芽生える能力があるかもしれませんね。
少しでも片鱗が見えたら、そこから深く掘り下げていくことです。

心身を自然に沿わせていけば、
再現性も、どんどん高まっていきます。

今日も、どんな未知の能力と出逢えるか、
愉しみな一日になりそうですね！

（浜本哲治）