感情ではなく、感性で小さな違いを感じ分けることが、感性を磨くことである。自然の僅かな違いを感じ分けよう。<827>

感情ではなく、
感性で小さな違いを感じ分けることが、
感性を磨くことである。
自然の僅かな違いを感じ分けよう。

<827>


春の小糠雨(こぬかあめ)秋の霧雨(きりさめ)
と季語にはなっているようですね。

雨を表現する言葉も、本当にたくさんあります。
雨にも様々な降り方があって、
粒の大きさや、香り、音なども様々ですね。

こういう小さな違いを感じられる、
自然の中にいられることは、幸せなことですね。

そして、その小さな違いを感じ取ることが、
感性を磨くことであり、
才能を研ぎ澄ましていくことでしょう。

小さな違いを感じ分けるには、
感情だけでは、ごく僅かな違いや、
さらに深く感じ分けていくことは出来ません。

そもそも、自然界には良い悪いはありません。
人間が感情で、自分にとって良いことか良くないことかを、
感じているだけですね。

そこには、良し悪しではなく、違いがあるだけです。

感情で、同じく良いと感じることの中にも、
違いが存在しています。

この感情を超えた、さらにわずかな違いを、
感じ取っていくのが感性です。

今日も、様々な出来事や、
チャレンジ出来たこと、出来なかったこと、
上手くいったこと、いかなかったこと、
たくさんありますね。

人間の脳は、その気にさせることで、
持てる能力を最大に発揮して、
潜在能力までも、引き出してくるものです。

今日の出来事の中で、ほんの僅かでも、
昨日より進化したことに、
思考から誘って、心を向けさせてください。

思考で喜ぼうとするだけでは、
脳はその気になってくれません。

小さくても、歓びを感じられることを、
実際に感じて、その気になるものです。

明日に向けて、感性の発揮のしどころですね。

明日の進化に繋げられる、今日の終わり方を、
どうぞ、毎日繰り返してください。

その気になって、今日を終えた脳は、
明日もきっと、大活躍してくれますね!

(浜本哲治)