感情ではなく、
感性で小さな違いを感じ分けることが、
感性を磨くことである。
自然の僅かな違いを感じ分けよう。
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春の小糠雨(こぬかあめ)秋の霧雨(きりさめ)
と季語にはなっているようですね。
雨を表現する言葉も、本当にたくさんあります。
雨にも様々な降り方があって、
粒の大きさや、香り、音なども様々ですね。
こういう小さな違いを感じられる、
自然の中にいられることは、幸せなことですね。
そして、その小さな違いを感じ取ることが、
感性を磨くことであり、
才能を研ぎ澄ましていくことでしょう。
小さな違いを感じ分けるには、
感情だけでは、ごく僅かな違いや、
さらに深く感じ分けていくことは出来ません。
そもそも、自然界には良い悪いはありません。
人間が感情で、自分にとって良いことか良くないことかを、
感じているだけですね。
そこには、良し悪しではなく、違いがあるだけです。
感情で、同じく良いと感じることの中にも、
違いが存在しています。
この感情を超えた、さらにわずかな違いを、
感じ取っていくのが感性です。
今日も、様々な出来事や、
チャレンジ出来たこと、出来なかったこと、
上手くいったこと、いかなかったこと、
たくさんありますね。
人間の脳は、その気にさせることで、
持てる能力を最大に発揮して、
潜在能力までも、引き出してくるものです。
今日の出来事の中で、ほんの僅かでも、
昨日より進化したことに、
思考から誘って、心を向けさせてください。
思考で喜ぼうとするだけでは、
脳はその気になってくれません。
小さくても、歓びを感じられることを、
実際に感じて、その気になるものです。
明日に向けて、感性の発揮のしどころですね。
明日の進化に繋げられる、今日の終わり方を、
どうぞ、毎日繰り返してください。
その気になって、今日を終えた脳は、
明日もきっと、大活躍してくれますね!
(浜本哲治)