才能を信じるということは、思考に頼り過ぎないことである。突然行く手を遮られた咄嗟の判断の場面は、大いなるチャンスである。閃きを信じてあげよう。<960>

才能を信じるということは、
思考に頼り過ぎないことである。
突然行く手を遮られた咄嗟の判断の場面は、
大いなるチャンスである。
閃きを信じてあげよう。

<960>


植物たちの逞しさやしなやかさ、
驚くほどの美しさは、
思考と心の一致した行動や、
自分を信じた、たゆまぬチャレンジの賜物でしょう。
チャレンジに一切の迷いがありません。

人間に行く手を遮られたり、
天候などの自然環境の影響で、
目指している方向に進めなかったりすることは、
日常茶飯事のように、しばしば遭遇するのですが。

まるで、全て想定していたかのように、
次々と二の矢三の矢を繰り出してきます。

出来事があるたびに、しばしば立ち止まり、
心と思考のギャップに苛まれることも多い人間は、
慎重になり、熟考するとは聞こえはいいですが、
多くは、単にアクションを遅らせて、
最高のタイミングを逃すことの方が、
多くなっているのが、現実でしょう。

思いつきや思い込み、
勘違いや錯覚から生まれる幸運もあります。
たまたま、偶然のように発揮される能力もあります。

熟考したことが全て上手くいくわけでもありません。
思考で、あらゆることを想定しても、
当たり前に、想定外のことは起こります。

どうぞ、思考で及ぶ範囲、見える可能性は、
自然界の可能性の、また、あなたの中の可能性の、
ほんのごく僅かな部分だということを認識してください。

思考であっても閃きであっても、
夢の実現に向けては、
アクション、チャレンジを起こさない限り、
それが、どういう結果をもたらすかは誰にもわかりません。

ぜひ、行動のきっかけを、
思考だけに頼ることなく、
あなたの全てを信じて、総動員してください。

そして、タイミングは、
思考で考えついた瞬間、閃いた瞬間を、
最も大切にしてください。

少しの違いが、大きな差を生み出す自然界で、
タイミングを思考で考えるほど、
もったいないことはありません。

それよりも、出来るだけアクションを即座に起こして、
次々に、アクションを繰り出し続けることです。

立ち止まる時間を短くするほどに、
確実に、夢の実現や才能の進化は速まります。

閃きや、たまたま出現した能力を、
定着化したり、その回路を繋げていくにも、
即座のアクションが、必要不可欠なことです。

どうぞ、今日も、
夢に限りなく近づくために、
立ち止まる時間を、出来るだけ少なくしてください。

行動を起こせる一日の時間は限られています。
その限られた時間で、遠くまで歩を進めるのは、
立ち止まらないことに尽きます。

多少遠回りになったとしても、
歩を進めていないよりは、
確実に才能は進化して、夢には近づいています。

確実な道、最短の道を思考で考えても、
無限にある道の中で、わかりようがありません。
まさに、下手の考え休むに似たり。ですね。

あなたの全てを、もっともっと信じて、
アクションの頻度と反応が早くなるほどに、
環境や物事が大きく動き出すのを感じられる、
今日も楽しみな一日になりますね。

(浜本哲治)

凌霄花(のうぜんかずら)と一緒に、塀を越えてきた朝顔です。
凌霄花 のうぜんかずら と一緒に、塀を越えてきた朝顔です