果てしなく広がる宇宙に、人間の想像を超えることが、ないと考える方が不自然である。自分の中の小宇宙を活用する第一歩が思考、発想の更新である。<973>

果てしなく広がる宇宙に、
人間の想像を超えることが、
ないと考える方が不自然である。
自分の中の小宇宙を活用する第一歩が
思考、発想の更新である。

<973>


山口百恵さんの「秋桜」のヒットで
「秋桜」を「コスモス」と当て読みするのが、
一般化したようですね。

コスモスの和名は本来「秋桜(あきざくら)」と呼ばれ、
英名が「Cosmos(コスモス)」です。

コスモスの語源は、ギリシャ語の「秩序」「飾り」「美しい」
という意味の「Kosmos」の言葉に由来するようで、
このことから、星がきれいにそろう宇宙のことや、
花びらが整然と並ぶ、秋桜のことも、
「Cosmos」と呼ぶようになったようですね。

宇宙と言えば、
2013年に、36年前に打ち上げられた、ボイジャー1号が、
太陽系圏という領域を離れたと発表されました。
実際に太陽系として定義されている範囲は、もっと広く、
そこを離脱するには、あと3万年かかるそうですが、
地球から188億キロの彼方に、人工物が初めて到達した、
記念すべき日になりましたね。

宇宙は果てしなく広く、
あと3万年かかって、太陽系の外に出たとしても、
その先には、太陽系がその軌道を一周するのに、
2億5000万年かかると言われている、
銀河系が広がっています。

銀河系の直径を130kmに縮めた時に、
太陽系は約2mmの大きさになるそうですが、
その銀河系の外にも、銀河系規模のものが、
無数に広がっているのでしょう。

ボイジャー1号には、地球外生命体に遭遇した時のために、
地球の画像や音声を記録したディスクを搭載しているようですが、
これだけ果てしなく広い宇宙に、
人間のような生命体が、存在しないと考える方が、
無理があるでしょうね。

人間の身体も小宇宙と言われていて、
宇宙のことを全て把握できていないように、
人間のことも、わからないことだけです。

あなたの中に、あなたの知らない部分が、
まだまだ、無限に広がっているということですね。

わずか数百年前までは、
地球が中心に宇宙は回っていると、
信じられていたように、
今、あなたが見える、感じられていることは、
単なる思い込みであるだけかもしれませんし、
見えているもの、感じられているものも、
ごくわずかな領域であることを、
認識しておくことが大切ですね。

あなたの中に広がる宇宙を信じられるかどうかで、
あなたの可能性は大きく広がっていきます。

何が存在するかわからない宇宙を抱えているあなたが、
夢を実現することを、過去の体験や目の前の障害で、
簡単に諦めたり、限界を創ってしまうことは、
本当にもったいないことです。

どうぞ、もっともっと、あなたの可能性を信じてあげてください。

そして、何が起こっても、
あなたの中の奥深い宇宙に比べれば、
たいしたことではありませんから、
どんなことも超えていけると、
悠々と自信を持ってください。

出来ないと思ってしまうと、
どんな簡単なことでも出来なくなってしまう人間は、
自ら限界を設定することは、
宇宙には地球しかないと言うのと同じようなものです。

あなた自身で限界を設けない今日は、
あなたの可能性の大きさを感じられる、
素晴らしい一日に、きっとなりますね!

(浜本哲治)