日々必須の積み重ねは、
一日の遅れを取り戻すのに三日かかるものだ。
ここで小さな無理を重ねることなく、
着実にチャレンジで遅れを超えていくことだ。
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年ごとに天候、気候が違いますから、
植物たちの育ち方が、毎年例年通りとはいきませんね。
年ごとに違うタイミングの育ち方をしてきます。
この環境順応力、逞しさ、しなやかさは、
本当に見習いたいものですね。
花を咲かせるタイミングでも、
自然が咲かせてくれるタイミングまで、
ひたすら大きく育っていき、
見事な花を咲かせてきます。
例えば、それが遅いタイミングになって、
結実まで至るのかわからない場合であっても、
ひたすら、自分にできることを、
着実に積み上げていきますね。
環境や状況の影響で、タイミングが合わずに、
開花や結実に至らないこともあるでしょう。
また、毎日必須の積み重ねが、
何らかの理由で出来ないこともあるでしょう。
必須の積み重ねは、一日休むと、
三日は取り戻すのにかかってしまいますが、
少し遠回りして、景色を楽しむくらいに考えて、
決して無理をしたり、焦らないことですね。
一日で刻める一歩は限度があります。
三日分の遅れを、一日で取り戻そうとするのは、
間違いなく無理をすることです。
精一杯積み上げた一日で、
三日必要なことを、
一日でやろうとすれば、
堅固な積み重ねにはなりませんね。
こういう小さな無理も、
結局、夢の実現や能力の進化を、
遅らせてしまうことになります。
「急がば回れ」の諺もあるように、
着実に本道を刻んで行く方が、
目的地には結果的に早く到達するものです。
どうぞ、あなたの中の、小さな無理を重ねることなく、
状況、環境に惑わされず、
今日刻める、精一杯を積み重ねてください。
無意識のうちにも、
特に立ち止まった遅れを、
勘違いして、無理を重ねていることは多いものです。
あなたの才能、能力は、
手応えをしっかり感じられる、
一歩一歩に、最高に反応して進化していきます。
今日も手応えのある、
着実な一歩の大きさを感じられる、
素晴らしい一日を存分にお愉しみください。
(浜本哲治)
ジョロキアの花です