人生で目指すべき夢は、
自らの才能、愛、メッセージを届けて、
どれだけ深く幸せを感じてもらえるか、
どれだけ多くの人に届けられるかだ。
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多くの人々に愛と勇気を与えてくださった、
やなせさんのご冥福を心よりお祈りいたします。
やなせさんは、アンパンマンがヒットした時には、
すでに70歳で、漫画家としては遅咲きだったようですね。
やなせさんのこんな言葉があります。
メッセージが必要なんです。
おもしろくすることばかり考えていると、
肝心なものが抜けてしまいます。
ただおもしろいというだけでは
いい作品とはいえません。
芸術映画でなくても、
見る人の心に残るメッセージは必要不可欠、
それが僕の作品を作る上での信念なんです。
また、
強いからヒーローなんじゃない
喜ばせるからヒーローなんだ。
という言葉もあります。
どういう夢を持っていくか、
また、どう人生や夢をクリエイトしていけばいいか、
素晴らしい教えが込められていると感じます。
目指すべき夢は、やはり誰かを幸せにすること、
どれだけの人に、幸せを届けていくかですね。
また、その届ける愛に、
あなたらしい、自然や人々を愛するメッセージ、
心を込められるかが、大切なことでしょう。
何かを始めるのに、遅すぎることはありませんね。
やなせさんは、病床でも仕事をなさっていたようですが、
人生は生涯現役。最期の瞬間までチャレンジできるもの。
そういう夢を持ってチャレンジしていきたいですね。
どうぞ、あなたの人生の素晴らしい夢に、
どこまでも近づけるように、
チャレンジしていってください。
そして、人間は自然界の一員であって、
共に生きる生き物たちと兄弟、友だちであること、
みんな同じように生かされていること、
みんなに同じように心があることを、
ぜひ、忘れることなく感じていてください。
深く真理に近づくほどに、
きっとあなたの素晴らしい才能が、
ますます輝きを放っていくのを感じられますね。
(浜本哲治)