自然な循環を実現していくことが、成長、進化の大切なポイントである。得ることだけでなく、手放すことも貴重なチャレンジだ。<1078>

自然な循環を実現していくことが、
成長、進化の大切なポイントである。
得ることだけでなく、
手放すことも貴重なチャレンジだ。

<1078>


植物たちは、その時々の姿で、
季節の移り変わりを教えてくれますが、
ゆったりと流れていくように感じる
季節のリズムに乗っていくことが、
やはり、もっとも確実で速く、
成長、進化していく秘訣でしょうね。

そのリズムに乗るためには、
無理ではなく、チャレンジを重ねていくことですが。

無理は、夢の実現のために届ける愛を磨くことや、
才能を磨く時だけに行なわれるものではないでしょう。

創ったものを、手放していくタイミングでも、
人間は無理を重ねがちですね。

人間の身体は、細胞も水分も、
循環させてこそ成長は成し得るものですが、
この無理は、例えば、
トイレを我慢するようなものでしょうか、
本来循環させるべきものを、無理に留め置いて、
成長、進化を阻害していることは多いものです。

この場合は、無理という感覚が、
ないことも多いので、
創り、磨く場合の無理より、気づかない間に、
無理、不自然をしているケースが多いですね。

季節の日々の確実な変化の中で、
植物たちが花や実にこだわって、
手放すことを止めてしまったら、
確実に季節に取り残されてしまい、
本来の目的である、成長、進化は成し遂げられません。

人間も、夢の実現のためには、
日々、昨日を超える僅かな成長、進化を実現することが、
もっとも、確実に速く夢を実現する方法ですから、
その成長、進化のためには、
昨日を手放していくことですね。

仮に、昨日と同じものを創りあげるにしても、
例えば、時間を短縮して、命の時間を創り出すことは、
間違いなく、成長、進化に繋がっていきます。

また、届ける愛は、
常に進化させる必要がありますが、
何のチャレンジもないところに、
ある日突然、進化が訪れることは、まずありませんね。

日々の進化のための、試行錯誤のチャレンジの結果、
突然のように結実していくものです。

人間は、ある瞬間上手く行った手段や方法を、
踏襲、固定化しようとしてしまう傾向にありますが、
これでは、日々昨日を超える成長、進化は、
非常に難しいものになってしまいますし、
せっかくある、無限の可能性を使いこなせなくなります。

出来るだけ、昨日は手放して、
今日は、また白紙の状態から、
チャレンジしていくことですね。

仮に、今日出来上がったものが、
昨日と同じものになったとしても、
その過程で、試行錯誤していれば、
明日の進化に繋がる可能性があります。

昨日や過去の経験を踏まえることは、
思考ではなく、感性、潜在領域に任せることです。

思考では、常に最終到達点や、
昨日を超える地点に、あなたの全てが向くように、
リードしてあげることですね。

どうぞ今日も、可能な限り、昨日は手放して、
新たなチャレンジの一日にしてください。

手放すことも大切なチャレンジであり、
手放せないことが、不自然であり無理であると、
ぜひ、認識してください。

昨日までを、手放したものが多くなるほどに、
進化の可能性がたくさん見えてくるのを感じられる、
今日をきっと楽しめますよ。

(浜本哲治)

花水木(はなみずき)の紅葉です。
花水木 はなみずき の紅葉です