自然界は本来、苦しみや争い、病を増加させる世界ではない。誰もが輝き、嬉々として生きていける本来の姿を、未来の子どもたちのためにも実践していこう。<1097>

自然界は本来、
苦しみや争い、病を増加させる世界ではない。
誰もが輝き、嬉々として生きていける本来の姿を、
未来の子どもたちのためにも実践していこう。

<1097>


人間界は、本当に複雑になりすぎて、
進めば進むほど、苦しくなったり、
迷路に陥る感覚を持ってしまうような、
世界になってしまっていますね。

そこから抜け出すには、
諦めるしかないと思えるほど、
また、実際に諦めてしまっている人も、
多いのではないでしょうか。

そういう人間界にしてしまったのは、
人間そのものでしょうし、
今の社会の中心世代が、
間違いなく、その一翼を大きなウエイトで担ったことは、
間違いないでしょう。

本来自然界は、誰もが自分らしさを輝かせて、
生き生きと生きていける世界であることは、
自然界に住む、他の子たちを見ていても明らかなことですが、
どうも、人間だけが苦しまなければいけない世界に、
勝手にしているようです。

これまで目指してきた人間界の成長が、
自然界全体の進化に、明らかに繋がっていれば、
人間が苦しみ、争い、病を増加させることが、
自然界での、人間の役割だったと思うしかないのでしょうが、
人間が目指す成長では、自然は破壊されていくことが、
間違いのないことですから、
やはり、目指すもの、方向が違っているのでしょう。

やはり、自然界で暮らす、他の子たちのように、
生きていくことが、
人間界、自然界の進化に貢献できる生き方でしょう。

人間界の中でも、争いからは何も生まれないこと、
病が増え続ける世界では、進化できないことは、
誰しも気づいているはずですが、
これは、賢いと自認する人間界であれば、
強制的に変えさせられる前に、
自ら変えていくことをしなければ、
せっかく与えられた脳の、真価を問われてしまいますね。

人間界が便利になることを目指して、
様々なものを創り出してきた人間の脳ですから、
少し視点を変えれば、
自然界全体にとって有用なものを、
生み出していくことは、いくらでもできるでしょう。

大前提として、自然界は、
争ったり、病を増やしたり、苦しんだりしなくても、
生きられる世界だということを、
自然界の大先輩から、しっかり学ぶことでしょう。

そして、そういう生き方は、
すぐにでも始められることにも、
早く気づくことですね。

未来を担う子どもたちや、
未来の子どもたちに、
相変わらず、人生は苦しむもの。
としか伝えられないのでは、
寂しいことですね。

子どもたちに伝えていくには、
自ら実践していくしかありません。

今、人間界が自ら苦しんでいる最大のズレは、
目指すもの、夢でしょう。

本来目指すべきものから、
実現が非常に困難で、
チャレンジにもストレスを感じてしまうような、
手段や結果を目指してしまっています。

子どもたちに、同じように、
これを目指させたら、
ただでさえ行き詰まっている人間界ですから、
私たちが苦しんだ以上に苦しむことになり、
人類の進化が、間違いなく大きく遅れてしまいます。

どうぞ、日々チャレンジすることが、
楽しくて仕方なくなるような夢を、
あなた自身が目指し、チャレンジしてください。

楽しくないことも愉しむというような、
低次元のものではなく、
何があっても、自然に笑顔が溢れてくるような
チャレンジができるのは、目指す夢次第です。

こういう夢を目指したら、
人生は楽しいだけのものになる。
と、子どもたちに胸を張って言えるような、
夢を目指しているあなたの今日は、
笑顔が自然に溢れ出す、素晴らしい一日になりますね。

(浜本哲治)