直感力、閃きのクオリティは、使い込むほどに、
思考の成長を遥かに超える速さで高くなっていく。
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植物たちを見ていると、
一瞬一瞬を大切にしていることがわかります。
その一瞬、一点にありったけのエネルギーを注ぎ込むことが、
感動的な美しさを醸し出しているのでしょう。
そのチャレンジは、非常に直感的であり、
いつも、考えの及ばないことを、
実際に実現してみせてくれますから、
驚かされてばかりです。
人間の直感力も、
常に変化する自然界に生きていますから、
もちろん備わっています。
そして、その能力は、
時間を重ねるほどに高まっています。
大木になるほどに、想像を超えた驚きを与えてくれる、
植物たちを見ていてもわかることですが、
本来、多くの情報や体験が蓄積されていくわけですから、
引き出される閃きが多くなるのは当然ですし、
脳は受発信の機能も備えていますが、
キャッチした情報などを、アレンジする能力も、
理解できる能力も高まっていることになります。
この高まっている直感力が発揮されるのを妨げているのは、
思考ですね。
思考領域に記憶されて、思い出せる情報だけを、
頼りにしていくと、
非常に選択範囲が狭まっていきます。
これでは、驚きに値するほどのチャレンジにはなっていきませんね。
二者択一などの選択に迫られた場合、
思考で理解できるものだけを、
チョイスしていくのは、
能力の進化には、なかなか繋がっていきません。
また直感力と、思考の反応スピードを混同して、
直感力が衰えていると感じているケースがありますが、
思考力の機能低下は、経年によってあるかもしれませんが、
これは、直感力とは関係ありません。
むしろ、そういう状態の方が、
閃きと思考の区別もつきやすく、
閃きを選択していくことができれば、
反応速度も間違いなく速くなります。
通常、選択の場面に遭遇した場合、
思考で出すものより、閃きの方が速く反応します。
もっと言えば、思考でどちらを選ぼうか、
どれを選ぼうかと考える前に、
反応していることもしばしばです。
直感力を研ぎ澄ましたり、
直感に力を与えていくには、
まずは、思考と閃きの違いを、
感じてみることも大切ですね。
そして、日常の中で、
最初に感じたもの、その場面以前に感じたものを、
できるだけ採用していくことです。
思考で理解できなくても、
それを採用すると決めてしまうといいでしょう。
もちろん、閃きを採用しても、
それが全て上手くいくとは限りませんが、
思考も試行錯誤を繰り返すことで、
クオリティが高まっていくように、
閃きもどんどん使うほどに、どんどんレベルアップしていきます。
また、閃きを採用して、
次の瞬間は、間違えたような現象が起こっても、
そこから、新たな未知の道が見えてくることも多いですね。
思考より、膨大な量と質が蓄積されている潜在領域の情報を、
活用しない手はないですし、
その領域のクオリティを高めていくことで、
間違いなく能力の進化、夢の実現は速まります。
焦点の定まった夢に、一途にチャレンジしている脳は、
質の高い閃きを発しています。
あなたの想像を超える、驚きの現象こそが、
あなたの夢に近づけるものです。
どうぞ、今日も、
驚きを感じられるチャレンジをして、
何が起こるか、ワクワクとお愉しみください!
(浜本哲治)
四季咲きの蔓薔薇、アンジェラです