集中力は自然に動き続けることで高まっていく。固定化、画一化などの、不自然を手放していこう。<1160>

集中力は自然に動き続けることで高まっていく。
固定化、画一化などの、不自然を手放していこう。

<1160>


動きは少なくなる冬でも、
植物たちは、少しも止まっていません。

それが生きている証しですが、
常に変化のある自然界では、
自然な姿でしょう。

人間の身体ももちろん、
表面的には動きはなくても、
身体の内部は、常に活発に活動しています。

変化、動き、ゆらぎがあるのは、
自然界では当たり前で、ごく自然なことで、
逆に、これを停止させよう、動きを止めよう、
または、画一化、固定化しようとすることには、
不自然ですし、必ず無理が生じてきます。

疲れるということを気にするあまりか、
どうも人間は、動きを止めることや、
変化させない、固定化、画一化する方向に、
行動を向けることが多いようですが。

例えば、同じ態勢で動かずに、
長時間いることは、長続きしませんし、
動くこと以上に、非常に忍耐が必要になります。

教育環境や社会環境の中でも、
動きがないことが、集中していることと、
考えられている節もありますが、
これは、非常に不自然なことでしょう。

人間は息を止めていられる時間は、
ごくわずかな時間であるように、
物理的な固定を強いることは、
通常は、集中力を長続きさせられませんし、
逆に集中力を欠くことになります。

集中力を長続きさせ、高めるためには、
物理的な動きを制限しないことです。

意識をひとつのことに向けて、
それを途切れさせないようにするには、
身体の血流を止めないようにすることですね。

こういう観点から見ると、
人間界の不自然さは、
非常に集中力を欠いてしまう状況が多く、
もったいない場面が多いですね。

身体的にも、精神的、脳的にも、
動きを止めること、
画一化、固定化された、
あなたのリズムではない動きに縛りつけることが、
決して楽なことではないことを認識してください。

これは、かえって疲労やストレスを、
溜め込むことになりますし、
多くの休息が必要になってきます。

どうぞ、心を集中させたいものから離さず、
できるだけ長く繋ぎとめるために、
動きを工夫してみてください。

そして、夢へのチャレンジも、
無理をするのではなく、
止めることなく、チャレンジし続けられる
あなたのリズムを掴んでください。

動き続ける、変化し続けることが、
実は最も集中力、持続力が高まることを、
体感できる一日になりますね。

今日も素敵な一日が待っていますよ。
どうぞ、思いっきりお愉しみください!

(浜本哲治)

木瓜(ぼけ)の芽吹きです。
木瓜 ぼけ の芽吹きです