変えたい、超えたいものを変えようとしたり、取り除いたりせず、自ら内側からの成長を実現して、自然に殻を破っていくことだ。<1230>

変えたい、超えたいものを
変えようとしたり、取り除いたりせず、
自ら内側からの成長を実現して、
自然に殻を破っていくことだ。

<1230>


自分を変えようとしたり、殻を破りたいと考えるときは、
必ずそこに、そう思わせる要因があります。

それが、行動や思考の習慣であったり、
環境であったりしますが、
すぐにそれを変えようとするよりは、
まずは、それを活かすことを考えた方がいいでしょう。

習慣や性格、個性などは、
それを進化させる方向に考え、チャレンジして行った方が、
変なストレスを感じることなく、
いつの間にか良い方向に変わっていることもあります。

習慣を変える場合も、
その習慣を変えようとするよりは、
新たな習慣を創っていって、
今まで習慣を更新していった方が確実です。

環境などは、まさに環境を変えようとしても、
大きなストレスを感じることになりますし、
エネルギーも浪費することになりますから、
自分自身を進化させて、環境を共鳴させること、
環境を超えていくことがいちばんですね。

そして、もし変えよう、超えようと着手する場合には、
まずは、囚われ、こだわりを手放すことから、
始めるといいですね。

人間は知らず知らずのうちに、
拘ったり、囚われる必要のないものに囚われて、
自由度を失っているものです。

意外とこの部分が、変えたいと思ったり、
超えたいと感じる障害などの、
要因になっているケースも多いですね。

囚われ、こだわりを手放すと、
障害に感じられたものが、
実はそうでもないこともよくあることです。

そして、変えたい部分に手を入れたり、
超えたいものを取り除こうとせずに、
あなたの伸ばしたい部分にエネルギーを注いで、
その成長、進化のエネルギーが充満していけば、
古い皮は自然に破れていきますし、
超えたい殻も超えていけます。

水仙の蕾が、破る膜を破ろうとしているのではなく、
内側から自ら成長して、自然に破っていくイメージですね。

意外と、内から溢れるエネルギーで、
自分自身も、環境も変えていこうとするより、
エネルギーの充填もできていないのに、
膜、殻を強引に破ろうとしていることは多いものですね。

どうぞ、全てのエネルギーは、あなたの内に向けてください。

外に直接エネルギーを向けないと、
物事も環境も動かないような気がして
心配になるかもしれませんが、大丈夫です。

外に直接むけるより、
ひたすらあなたの内に向けた方が、
結果を感じてみると明らかになりますが、
確実に内に向けた方が、
タイミングも含め、物事も環境も動きますし、
想像以上の成果が出てきます。

今日も溢れ出すエネルギーの凄さを感じられる、
素晴らしい一日になりますね。

(浜本哲治)

水仙(すいせん)の蕾が膜を破って出てきました。
水仙 すいせん の蕾が膜を破って出てきました