チャンスを掴むためにも、
当たり前のレベルを高め、
誰にでも高められる
イメージ力を磨き込んでいくことだ。
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生涯で一度のチャンスとの出逢いもあるでしょう。
こういうチャンスとの遭遇は、
間違いなく、夢の実現、才能、能力の進化の、
ステップアップのための、大きな足がかりになります。
こういうチャンスを、どれだけ掴んでいくかで、
夢の実現の速度が違っていきます。
いつ訪れるかわからないチャンスにしても、
決まったチャンスにしても、
まず、何よりも大切なことは、
チャンスを活かすことが当たり前の、
愛、才能の状態に高めていくことですね。
当然のことながら、当たり前のレベルによって、
遭遇するチャンスも違ってきますし、
チャンスは単なる機会ですから、
掴めるか、ものにできるかに関わってきます。
精一杯のレベルで勝負しようとしても、
チャンスは掴めたとしても、
ものにしていくのは至難の技になっていきます。
当たり前のレベルを高めていくには、
もちろんたくさんのチャレンジは必要になりますが、
時折、数さえこなせばという感じで、
チャレンジしているケースを見かけます。
これでは、せっかくのたくさんのチャレンジが、
非常にもったいなく、非効率なものになっていきますね。
一度のチャレンジの効果を、
最大限に高めていくには、
やはり、イメージが重要です。
何もイメージすることなくするチャレンジと、
本番やチャンスの到来をイメージしながらチャレンジするのとでは、
雲泥の差になっていきます。
まだまだ、イメージすることの重要性を、
感じていない人が多いのですが、
人間のイメージ力は、底知れぬエネルギーを秘めています。
以前、名言で紹介した、
具志堅さんと、稲盛さんの言葉を、
改めて紹介しますね。
具志堅さんの言葉をふたつ紹介します。
演技の後、頭の中のビデオカメラで
1mmのズレも分かるし早送り、
巻き戻しも出来るんですよね。
具志堅 幸司 ぐしけん こうじ Koji Gushiken
ロス五輪体操個人総合金メダリスト、1956〜
アキレス腱を切った、二度めの入院のときは、
イメージトレーニングに成功しました。
自分の演技を、イメージの中で、
『映像化する力』をつけることができたのです。
ロス五輪のときも、競技場に向かうバス中での、
イメージには確実に成功したので、
『必ず勝てる』と確信して演技に臨みました。
具志堅 幸司 ぐしけん こうじ Koji Gushiken
ロス五輪体操個人総合金メダリスト、1956〜
稲盛さんの言葉です。
同じ夢を追求し続けていると、
その夢はどんどん鮮明で、
細かいとこまでわかるようになり、
ついにはカラーでみえるようになります。
それがビジョンです。
そういう心理状態になった時、
私は自分のビジョンが
実現することがわかるのです。
稲盛 和夫 いなもり かずお Kazuo Inamori
京セラ・KDDI創業者 1932~
イメージ力は、誰にでも、
高めることのできる能力です。
そして、イメージ力を身につけるかどうかで、
あなたの夢へのチャレンジ、才能の成長、進化に、
本当に大きな違いを生み出します。
どうぞ、夢へのチャレンジは、まずイメージありきで、
チャレンジを積み重ねていってください。
時間さえあれば、夢や本番をイメージする時間に充ててください。
もちろん、イメージする夢自体も、
どんどん、進化させていかないと、
当たり前のレベルも高まっていきませんね。
イメージは、身体を使ってチャレンジやトレーニングすることと、
同等以上に大切なことです。
あなたのチャレンジに、さらに強力なイメージが加わった今日は、
間違いなく、パワーの違いを感じられる、
素晴らしい一日になりますね!
(浜本哲治)