自然を人間の思考の小さな枠に
縛りつけないことだ。
自由に解き放つことで
気づきを得られる快感を味わっていこう。
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桜や杏子は、とても繊細な子ですから、
小さな枝を一本手折っただけでも、
枯れてしまうことがあります。
樹々の枝などの剪定は、
多くの場合、人間の都合で行なわれますが、
切っても大丈夫な枝は、木が教えてくれます。
ぜひ、木の様子を良く見て、感じて、
剪定はしてあげてください。
もちろん、木たちにも特徴があって、
いくら切られても、平気な子もいますから、
それぞれの子の特性を見極めることも大切ですが。
基本的には、自然なままにしてあげるのが、
最も美しく、元気に育ってくれます。
人間は、植物たちを見守る場合も、
人を見守る場合も、
とかく手を加え過ぎですね。
いかに手を入れようかと考えるようですが、
いかに、手を加えないようにするかを、
考えた方がいいでしょう。
自由を渇望する一方で、
自由にすることに怖れを抱いているのが、
人間かもしれませんね。
自由にしたら、とんでもないことに、
なってしまうのではないかと考えているのでしょう。
ただ、自然界では、
自然界のルールから外れて行くと、
必ず、淘汰されていくことになりますから、
あまり心配することはありません。
それよりも、小さな枠の中に、
縛られてしまう方が、
心身のストレスにもなりますし、
可能性を見つけることもできません。
人間は、自ら気づかなければ、
自分を変えることはできませんから、
自然や環境に気づかせてもらうのがいちばんです。
どうぞ、今日も、
あなたの可能性を求めて、
もっと自由にチャレンジの幅を広げてください。
心が感じたことは、やってみることです。
やってみて、起こる現象を体験しなければ、
生きた学びの材料は現れてきません。
上手くいくかどうかも、
やってみなければわかりませんね。
上手くいかないことを怖れたり、心配する必要もありません。
上手くいかないことの方が、学びや気づきが多いですからね。
昨日までに踏み入れた領域から、
今日も少しでも新たな領域に冒険してください。
そこに、素晴らしい宝物との遭遇が待っていますよ。
自分を解き放つことで、
気づきが得られる快感を、
ぜひ、今日も楽しみに味わってください。
(浜本哲治)
杏子 あんずの芽吹きです