自然界はどこまでも、
味わい深く愉しめる世界である。
人間より繊細な感情を持つ
植物たちに生き方を学んでいこう。
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植物たちの自然の剪定、人間の洗礼などから、
復活してくる逞しさは、
本当に会得していきたいところですが。
植物たちを見ていて、感じていて、
人間との大きな違いは、
やはり、フォーカスの違いでしょう。
人間は、傷つくことを怖れすぎていますし、
起こってしまったことや、
放出してしまったエネルギーを、
いつまでも気にし過ぎますね。
自然界では、無傷ではいられませんし、
その負った傷こそが、節になり、
個性と味わいを増していくものになります。
樹々たちは、剪定を受けた場所は、
どんどん新たな幹にのみ込んで、
しなやかさを増す、節にしていきます。
小さな花々も、剪定を受けてしまった部分に、
囚われることなく、可能性があれば、
どんな姿であろうと、エネルギーを送り続けますし、
それができないようであれば、
どんどん新たなものを生み出していきます。
感傷に浸って、多くの時間を費やしてしまうことが、
多くなっている人間ですが。
人間と同じような思考も感情も持ち合わせていながら、
遭遇したことに囚われることなく、
次々と奇跡を起こしていく植物たちを見て、感じていると。
人間の進化の余地が、明らかに見えてきますね。
植物たちから、自然の摂理や、
自然界の生き方を学ぶ場合に、
人間と同じような感情などを持っていることを、
前提として見ていくことです。
意思や思考や感情があることは、
愛犬、愛猫と同じように、
毎日接していると、すぐに感じられることですが。
感情などの繊細さは、人間の感性よりはるかに高いものでしょう。
その上で、起こしている現象を、
自分自身と重ねてみると、
そこに、自然や自然界での生き方が見えてきます。
自然界は本来、もっともっと愉しめる世界です。
愉しむことが、最も深く、遠くまで、
探索でき、味わえる唯一と言える方法です。
その愉しみ方を、植物たちに学んでください。
その真髄を掴めると、
目の前のあらゆる出来事が、
違って見えてきて、全て愉しめるようになります。
愉しいだけの今日、毎日は、
自然界では普通に実現していくことを、
ぜひ、感じられる一日をお愉しみください!
(浜本哲治)
雛菊 ひなぎく デイジーの花です