言葉はいつも足りないことを認識し、言葉に頼りすぎることなく、最上の愛を届け続けていくことだ。<1350>

言葉はいつも足りないことを認識し、
言葉に頼りすぎることなく、
最上の愛を届け続けていくことだ。

<1350>


言葉は非常に便利なものですし、
言葉にもエネルギーがありますから、
大切に使いたいところですが。

あまりにも無造作に使われていたり、
華美に飾ることに躍起なり、
言行不一致を多く生み出してもいるでしょう。

また、愛を届けるのであればいいのですが、
安易に感情を言葉に乗せて、
簡単に傷つけるような言葉を、
届けてしまうのは考えものですね。

特に顔、表情の見えない、
温もりの感じられない状況で、
安易に感情を言葉に乗せることは、
ただでさえ、思いに対して言葉は足りないものですから、
気をつけた方がいいですね。

言葉に頼り過ぎないことも肝要でしょう。

たぶん、どんなに語彙が豊富であっても、
心を、気持ちを、全て表現することは、
不可能だと言ってもいいでしょう。

言葉はいつも足りないものです。

言葉を受け取る場合も、
そのことを踏まえておくこと、
言葉のエネルギーだけではなく、
思いなどのエネルギーも感じ取っていくことですね。

その全てのエネルギーも、
受け取る人によって、
受け取り方が違うことも心得ておくことで、
現象やエネルギーそのものより、
その真意や本質が大切なことを理解でき、
余計な感情に振り回されることも少なくなるでしょう。

同じ花を見ても、
自由に付けられる花言葉は、
人によって、全く正反対のものが出てきたりします。

あなたの言葉、行動を見て、
ただでさえ、それが全てではないのに、
一部だけを見て、感じれば、
あらゆる方向に、受け止められる可能性はあります。

愛が全ての人には届かない、
届かないことの方が、圧倒的に多い所以ですね。

とびっきりの愛を言動に乗せても、
その愛が届くのはわずかなものですし、
愛とは受け止めてもらえないケースも、
愛が届くのと同様にありますから。

少なくとも、自分が受け取りたくない、
エネルギーは言動には乗せないことです。

全てが届かないからと言って、
愛を届けることを逡巡してはいけません。

精一杯の愛を、
届く人に届け続けていくことです。

どうぞ、今日も、
まず、一人に愛を届けることから、
チャレンジしていってください。

一人に届く夢の実現。
その今日の夢の実現が、
未来の大きな夢の実現の一部です。

日々の中に夢の実現はあることを、
今日も噛み締め、味わい、楽しみながら、
素敵な一日をお愉しみください!

(浜本哲治)

クロッカスの花が咲いてきました。
クロッカスの花が咲いてきました