最期の瞬間まで可能性はある。追い込まれてからが本当に愉しいチャレンジになっていく。<1356>

最期の瞬間まで可能性はある。
追い込まれてからが
本当に愉しいチャレンジになっていく。

<1356>


我が家では、よく木が枯れます。

馬酔木(あせび)も半分は枯れているでしょうか。
金木犀(きんもくせい)も8割方枯れています。

ただ、凄いなと感じるのは、
例え、大半が枯れていても、
可能性のある部分では、生きて、
やがて見事に復活していくことですね。

我が家で枯れてしまうのは、
剪定、人間の手を加え過ぎることと、
穴を掘って、根を痛めてしまうことが原因です。

現在の人間界の縮図を見るよう、体験するような状況で、
枯れてしまう子たちを見ていると、
身を切られるような感覚がするのですが、
どうぞ、人間の都合だけで安易に、
木を切らないようにしてください。

人間は二酸化炭素を排出することしかできませんが、
そんな人間の酸素ボンベになってくれているのが、
樹々や草花たちです。

樹々が大きくなって、
酸素ボンベの役を成すようになるには、
とても長い時間がかかります。

人間一人の人生の時間をかけても、
まだ、充分に働ける状態にならない子もいます。

大きくなって邪魔になったから切る。
という安易さでは、今の自然破壊は、
なかなか止まっていきませんね。

自然とはいかに共生、共存していくかを考え、
動ける人間が、柔軟に対応することでしょう。

また、自分自身の才能、能力、可能性に関しては、
どんな状況に陥っても、遭遇しても、
どこまでも、信じることです。

自然界の20:80の法則は、
実際にその法則に直面すると、
1:99ではないかと感じられるほど、
上手くいかないことの方が多いものです。

その中で、嬉々としてチャレンジし続けられるかどうかが、
夢の実現の成否に関わってきます。

続けるだけではダメです。
愉しんで続けられるかどうかです。

そのためにも、1:99に感じる、
1をどれだけ日々見つけられるか、
歓びとして感じられるか。
これが重要ですね。

もう全ての手を尽くして、行き詰まった、
なす術がなくなったと感じられるところからが、
本当の醍醐味のある追求になっていきます。
そこからが本番です。

どうぞ、自分自身で追い込む必要はありませんが、
追い込まれた状況で、いかに愉しめるか、
愉しみを見つけられるかを試してみてください。

日常のあらゆる場面が、
全て夢に繋がるトレーニングになります。

遭遇する全ての出来事に、
常にほくそ笑むあなたにチャレンジしてください。

小さなことからコツコツと積み上げていくことが、
やがて大きなパワーになって、
枯れそうなところから、昔の姿を悠々と超えてくる樹々のように、
あなたの至宝になっていきますね。

今日も愉しみ方が進化する、
素敵な一日を、どうぞ存分にお愉しみください!

(浜本哲治)

馬酔木(あせび)の花が満開になってきました。
馬酔木 あせび の花が満開になってきました