自然界の人生を最高に愉しむ秘訣は、どこまでも深く探究したいことに没頭していくことだ。<1368>

自然界の人生を最高に愉しむ秘訣は、
どこまでも深く探究したいことに
没頭していくことだ。

<1368>


ひとつとして、同じ花のない木瓜の花に、
春は大いに楽しませてもらえるわけですが。

木瓜は、私を楽しませようとして、
花を咲かせているわけではありません。

木瓜の花を必要としてくれる子のために、
最高の花を咲かせようとしている姿に、
私は楽しませてもらっているだけです。

運命の子との出逢いができるように、
運命の出逢いになるように、
ひたすら、自分を磨いて、
最高の花を咲かせてきます。

もちろん、出逢いのない花の方が多いのですが、
花を咲かせること、それまでの準備に、
手を抜くことはありませんね。

ひたすら、自分と向き合って、
届けたい子のことをイメージしながら、
最高の花になるように、
毎日、そのことだけを考えて、
チャレンジしているのでしょう。

人間だけでしょうか、
人生の大切なこと、目的以外に、
楽しむことがなければ、
つまらない人生になるという、
強迫観念に似たものを持っているのは。

たぶん、あれこれ中途半端にしてしまうことの方が、
本当の愉しさのわからない、
何をしても満たされない人生にしています。

植物たちのチャレンジを見ていても、
自分自身で体験、体感してもそうですが、
人生の真の愉しみ、充実は、
これしかないというひとつのものを見つけだし、
どこまでも追求できる夢や能力の開発に、
四六時中チャレンジしていくことでしょう。

この人生の最高の醍醐味は、
体感しないことにはわかりません。

没頭することです。
没頭できることにチャレンジすることです。
シンプルに生きることです。

どうぞ、最高の人生になっていることは、
毎日感じることのできることですから、
最高の一日だったと、心から言える、
一日にチャレンジしてください。

一日一生の人生は、
今日が最高でなければ、人生の最高もあり得ません。

毎日を最高の一日にする秘訣は、
今日が人生の最期の日だとして、
最もやりたい、やるべきだと、
心が感じていることにチャレンジすることですね。

そんなチャレンジのできる、
今日も最高の一日をお愉しみください!

(浜本哲治)

木瓜(ぼけ)の花が咲いてきました。
木瓜 ぼけ の花が咲いてきました