未来の創造は、
過去を単に懐かしむだけでは実現できない。
未来を見据え、イメージすることを、
能力に授けよう。
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過去の素晴らしい想い出を大切にすることは、
とても、素敵なことですが、
時々、あの頃がいちばんよかった、
あの頃に戻りたいという感傷を持つ人がいますが、
これは、未来の自分自身や、
自分自身の才能、能力が可哀想ですね。
その感傷に浸っていると、
なかなか、過去を超える未来は創造できないでしょう。
全ての現象は、自分自身で招き寄せているものですが、
体力や、表面的な能力が衰えることで、
良い人生を創造できないのであれば、
自然界は、進化できない世界になってしまいます。
体力や顕在能力を超える能力で、
素晴らしい人生を創造することは、
いくらでもできます。
変わってしまった環境の影響で、
過去を懐かしみ、求めることもありますが。
これも、環境の創造のメカニズムの本質である、
自分自身の放出するエネルギーで、
環境が創られていることを理解していれば、
環境が変わってしまったのではなく、
自分自身が変わってしまっていることに気づくでしょう。
過去の環境が、今の環境より良かったとすれば、
それは、自分自身が成長、進化できずに、
後退していることを意味するものでしょう。
それが、自然界です。
どこまでも進化を目指せる自然界では、
今日が過去最高であって、
未来はさらに進化できることは、
当たり前に実現できることです。
少なくとも、植物たちはそれを実践しています。
どうぞ、あなたの才能には、
未来を大いに期待してください。
そして、過去最高、進化を目指して、
チャレンジしていってください。
未来のあなたが、今のあなたを見て、
未来の自分を見るのではなく、
過去の自分ばかり見ていると、
その結果がどうなっていくかは、
明白に理解できるでしょう。
どうぞ、あなたの才能に、未来を見据える視線を授けて、
存分にその能力を引き出してください。
見えたものを見ているだけでは、
見えない、未知を創造していく未来に、
思い通りを実現できません。
まだ見ぬ未来を、自由にイメージして、
そこを懐かしめるほどに、
視線を釘付けにしていくことですね。
あなたの才能は、
どこまでも期待に応えてくれます。
もちろん、未来を期待されなければ、
一切能力を発揮することもありません。
あなたの期待の大きさにきっちり応えてくれる才能と、
今日も素晴らしい一日になっていきますね!
(浜本哲治)