自由度をどこまでも高めていく秘訣は、未来の自分にプライドを持つことである。<1401>

自由度をどこまでも高めていく秘訣は、
未来の自分にプライドを持つことである。

<1401>


どんなに束縛を受けていても、
いつでもその縛りから自由になることはできます。

自分が自分を縛ること以外に、
自由になれない束縛はないでしょう。

先人たちが多くの血や汗を流し、
物理的や目に見える束縛からは、
その多くを解き放ってくれましたが、
それに伴って、今度は、
目に見えないものに、
自分自身で縛られるようになっているのが、
現代人でしょう。

自分自身を縛り、
その縛りを、他の人にも強要することも多くなっていますね。

何かがなければ、自由になれない。
という妄想は、もういい加減手放した方がいいでしょう。

本来自然界は、身ひとつで、
与えられた才能、能力を使って、
自立して、充実感いっぱいに生きていける世界です。

仮に、物理的に何の束縛もなく、
自由になれたとしても、
自分が小さな殻に閉じこもっていては、
それは本当の自由とは言えませんね。

現代人は、自分自身で雁字搦めにすることに慣れてしまって、
自由にすることには慣れていないのかもしれませんね。

自由に発想していい。
というテーマが苦手なケースが多いです。

本来、真っ白なキャンパスに、
自由に描けることほど、
楽しいことはないのですが、
何も描けないだけでなく、
さらには、キャンパスが小さいだの、
目安になる線を引いてくれだのと、
とんでもない注文までつけるようになっています。

本当の自由を謳歌するには、
どんな状況の中でも、
自分の心の自由度を低くすることなく、
その時空のなかで、可能性をどこまでも追求することです。

肉体を与えられ、
人生の制限時間もある人間が、
全くの自由になれることはありません。

その制約の中で、
どこまで自由にチャレンジできるかが、
人生の醍醐味と言ってもいいでしょう。

どうぞ、いつの間にか不自由、不自然に、
自らしてしまっている部分を、
敏感に察知して、
ひとつひとつ丁寧に解放してください。

あなたの心次第で、
自由度はどこまでも高められます。

その秘訣は、未来の夢を実現している自分に、
プライドを持つことです。

見栄や外聞など、
過去や今の自分へのプライドが、
本当に自由度を下げています。

未来のあなたにプライドを持った今日は、
急激に自由度が高まっていく、
愉しみな一日になりますね!

(浜本哲治)