限られて増えることのない命の時間を、
最大限に生かすには、
遭遇した現象に囚われ、立ち止まる時間を、
一刻でも短くしていくことだ。
<1404>
これまで築き上げたものが、
根元近くから折れてしまうことは、
非常に残念なことですが、
根、生がある限り、
そこでは終わりにはなりません。
もちろん、元の大きさに戻るには、
時間はかかりますが、
全くのゼロからスタートするよりは、
大きな根がすでにありますから、
遥かに速い速度で復元していきますし、
太い残った幹を、成長、進化に活用することもできます。
自然の前では、人間も、植物も他の子たちも、
無力に近いものですから、
どんなに周到に準備をして、
堅固に築き上げていても、
折れる時は簡単に折れてしまいます。
自然界では、起こってしまったことは、
どうにもならないことですから、
そのことにいつまでも囚われないことです。
新たなフィールド、領域を、
開拓できると考えて、
一刻も早く、以前の到達点を超える、
ところまで、辿り着いていくことですね。
この辺りも、植物たちの生き様は見事です。
一瞬も立ち止まることなく、
可能性を探りチャレンジしていきます。
植物たちにとってもそうであるように、
人間にとっても、どんなショッキングなことも、
進化のためのエネルギーです。
自然界の人生では、
自然界でも、人間界でも、
本当にたくさんの出来事に遭遇します。
そして、その遭遇する出来事の8割は、
感情的には、好ましくないことです。
根元からへし折られるようなことにも、
遭遇することはよくあることですね。
しかし、生かされて、
進化を目指す思いさえあれば、
必ず、過去を超える進化は実現していきます。
どうぞ、どんな出来事に遭遇しても、
遅くても3秒で、次のアクションに心を向けてください。
このアクションが、遅くなれば遅くなるほど、
復元や過去を超える地点までの到達に、
時間がかかってしまうことになります。
限りある命の時間を、
最大限活用するには、
命は刻々と削られていっていますので、
時間が増えることはありませんから、
どうにもならないことに囚われる時間を、
少しでも少なくして、
チャレンジに充てて前進するだけですね。
立ち止まる時間が少なくなって、
それだけで、昨日を超える地点に到達できることを、
今日は感じられるかもしれませんね。
命の時間を感じられる、
素晴らしい一日を今日もお愉しみください!
(浜本哲治)
純白の蜆花 しじみばな が咲いています