目指す場所が、地続きであれば、チャレンジを止めない限り必ず辿り着ける。自然界の夢の実現の多くの真実である。<1414>

目指す場所が、地続きであれば、
チャレンジを止めない限り必ず辿り着ける。
自然界の夢の実現の多くの真実である。

<1414>


気根を出して、色んなところに張り付いて、
大空を目指して伸びていく子が、
凌霄花(のうぜんかずら)です。

今、塀や壁に、凌霄花や蔦、藤、葡萄などに、
這ってもらう計画が着々と進んでいますが、
そのきっかけをくれたのが凌霄花です。

毎年、しっかり張り付いたところから、
新たな芽吹きがあり、
塀とのどんなコラボレーションを魅せてくれるのか、
楽しみにしています。

無機質な塀や壁に、
植物たちが這うだけで、
命が吹き込まれて、
意識や視線も向かうようになりますね。

また、銀杏とのコラボレーションもどうかと考えて、
出逢いをプロデュースしましたが、
双方の相性次第でしょう。

凌霄花は、日本には平安時代に渡来したといわれているようです。
つるの長さは10mにもなるようですね。

とても寿命の長い木でもあるようで、
豊臣秀吉が朝鮮半島から持ち帰ったといわれるものが
樹齢400年以上の子が、金沢市にまだ健在らしいです。

南国を思わせるような花で、
夏を彩ってくれます。

和名は、漢名の「凌霄(のうせう)」からの日本語読みです。
凌霄は「空をしのぐ」という意味で、
蔓が天空を凌ぐほど、高く登ることから来ているようですね。

凌霄花の花言葉は、
「栄光」「名声」「名誉」「光栄」「華のある人生」
「豊富な愛情」「名誉な女性」「愛らしい」「女性らしい」

この子が、塀を内側から越えるまでに、
少し時間がかかりました。

今は誘引していますが、
この子が最初に塀を越えるまでは、
ただ見守っているだけでした。

何度も何度も壁にチャレンジしては跳ね返され、
その繰り返しを、気が遠くなるほどやっていました。

自然界では、重力、引力があり、
物質である肉体などは、その影響を大きく受けますので、
思いが瞬時に実現することは稀ですね。

ただ、その時間をどこまでも短くしていくことはできます。

ひとつは、繰り返しのチャレンジを、
飽くことなく一心に続けることです。

制約のある肉体をまとった、
人間を含め、自然界の生き物は、
繰り返していくことで、
脳内の回路が創られ、身体に送られる信号が生まれます。

一旦回路が繋がって、
再現性のある、一段上のレベルのパフォーマンスが実現すれば、
身体の動きだけが、自然界の物理的な進化を、
実現していけることも確かなことですから、
繰り返しの効果も計り知れないものがあります。

私はよく、知ることとできることは別物だと言いますが、
ここをしっかりと把握できていなくて、
せっかくの才能、能力が発揮されずに、
埋もれてしまうケースは多いものです。

便利さを追求してきて、
スイッチひとつで色んなものが動き出す環境の、
現代の人間界には、多くなっているかもしれませんね。

知っただけ、情報を得ただけで、
できるような気になったり、
満足してしまっていることが本当に多いですね。

知っただけでできるようになれば、
達人やプロは存在しないことになりますからね。

自在に使えるようになってこそ、
知ったことの価値が出てくるものです。

そこには、物質世界の自然界では、
どうしても繰り返しが必要になります。

簡単に言えば、できるまでチャレンジを繰り返せば、
必ずできるようになります。

大半の人は、数回、数十回程度でできないと、
諦めてしまうから、できないだけです。

不自然なものである、
心ができるようになりたいと感じていないことや、
自然に沿えていないことなどは、
もちろん、できるようになるのは難しいことですが、
目指す動機や方向性が自然であれば、
できるまで続ければ、必ずできるようになります。

能力、才能開発の重要なポイントですね。

そして、思いが実現する時間を短縮する、
もうひとつの大切なことが、
思考に拘り過ぎずに、思感を中心に活用していくことですね。

どうぞ、まずは、知ることとできることは、
全くの別物であることを、しっかり把握して、
できるようになるまで、繰り返してください。

夢を実現できる人、
成功できる人が少ないのは、
パフォーマンスの能力、才能の差ではありません。

繰り返すことができる人が、
単純に少ないだけだという、
偉大な事実も知っておいてください。

地面が続いていて、
必ず辿り着ける場所に、
辿り着けるかどうかが、
辿り着こうとすることを、
止めなかった人だけが辿り着けるのと同じです。

自然界で目指すべき夢を目指していれば、
まさに、地続きのある場所に、
夢が待っているようなものです。

どこまでも夢に逢える瞬間を楽しみに、
歩き続ける今日も、
間違いなく素晴らしい一日になりますね!

一歩でも多く、昨日より夢に近づく一日を、
思いっきりお愉しみください!

(浜本哲治)

阿蘭陀菖蒲(おらんだあやめ)ダッチアイリスが咲いていました。
阿蘭陀菖蒲 おらんだあやめ ダッチアイリスが咲いていました