傷ついた時には、その時にしかできないことをやれる大きなチャンスである。美しさ逞しさの醸成は自然に任せて、嬉々としてチャレンジしていこう。<1454>

傷ついた時には、
その時にしかできないことをやれる
大きなチャンスである。
美しさ逞しさの醸成は自然に任せて、
嬉々としてチャレンジしていこう。

<1454>


我が家には、二人の針槐(はりえんじゅ)がいます。
一人の子が、フリーシアという品種の子で、
葉の色が黄金色から、薄黄緑に変わっていく子です。
私の部屋の前にいますが、
2014年に初めて花を咲かせてくれました。

そして、もう一人の子が、この子で、
近くの河原から種子をいただいてきて、
芽吹きから育てた子です。
この子は、深い緑色の葉で、
一足先に、2013年に初花を咲かせてくれました。

針槐(はりえんじゅ)の花言葉は、
「慕情」「親睦」「友情」「優雅」
「頼られる人」「真実の愛」「甘い誘惑」

我が家の二人の針槐は、
二人とも、非常にドラマッチックな子です。

針槐の育ち方と特性もあるのでしょうが、
マメ科の子らしく、非常に成長が早いのですが、
折れやすい特質もあって、
二人とも、何度も大きな幹を折っています。

種子から見守った子は、
芽吹いて間もなくの頃に、
愛犬に葉をすべて食べられて、
丸裸にされたこともありましたが、
そこから見事に復活してきました。

そして、種子からの子、フリーシアともに、
台風で主幹が折れてしまいました。

それでも、植物たちの力は偉大ですね。
絶妙にバランスをとって、
美しい姿に、いつの間にか戻っていきますからね。

1年くらいではまだ、
バランスを崩したままですが、
2年目くらいになると、
絶妙なバランスをとって、
また新たな境地の美しさを魅せてくれます。

美しさもしなやかさも、
自然に委ねていくのがいちばんです。

人間はどうしても思考で、
バランスなども考えようとしがちですが、
それは、身体の生命維持、健康維持を、
全て思考でやろうとするようなもので、
無理があることですね。

その領域は、脳の本来の機能に任せるのがいちばんですね。
思考は、最適な環境で脳が働けるように、
内的、外的な環境を整えることが役割ですね。

どんなに折られ、傷ついても、
嬉々として、チャレンジしていれば、
その後退、傷を補って余りある領域への成長、進化を、
自然界は用意してくれます。

折れたことで、折れなければできないことが、
そのまま成長することより、
可能性として広がることになりますからね。

植物たちの、傷を超えていく様子を見ていると、
まさに、そのことを実感させてくれます。

折れたところが、美しさしなやかさの、
大きなチャームポイントになっていきますからね。

どうぞ、あなたの生命、健康維持を、
通常は意識することなく、脳の潜在領域に委ねているように、
何があっても、心配することなく、
あなたの脳、自然を信じて、
できる精一杯のチャレンジに愉しみながら勤しんでください。

それが最もあなたの美しさ、逞しさを、
醸し出していける方法です。

今日も間違いなく、素敵な一日になりますね!
どうぞ、存分にお愉しみください。

(浜本哲治)

針槐(はりえんじゅ)の花です。
針槐 はりえんじゅの花です