結果の大きな違いではなく、醸し出される微かなエネルギーの違いを感じ取ることだ。あらゆることに生かされる思感、感性になる。<1469>

結果の大きな違いではなく、
醸し出される微かなエネルギーの違いを
感じ取ることだ。
あらゆることに生かされる思感、感性になる。

<1469>


「小糠雨(こぬかあめ)」は、霧雨よりさらに雨粒の小さい、
ミストのような雨のことのようですが。

雨にも、その粒の大きさや降り方で、
たくさんの名前があります。

それだけ、同じ雨でも微妙な違い、変化があるわけですね。

このように、才能などにも、
同じような能力の発揮であっても、
微妙にその都度違うことは、よくあることですね。

そして、この違いを感じ取ることが、
才能、能力の進化に大きな影響を与えます。

結果などで現れてくる違いは、
目にも見えて、明らかに違いを感じられるものですが、
発揮する能力の違いは、もっと些細なものです。

起きたことの違いなどには、
囚われたり、拘ったりするケースが多いですが、
その結果の要因となる、
能力の発揮、エネルギーの放出の時点での違いを、
嗅ぎ分けよう、感じわけようとすることは少ないでしょう。

起こる出来事の根源はそこにありますから、
そこにこそ、心を向けて感じ分けることです。

この精妙な違いを感じ取る、感じ分けることは、
心身の健康に関する、微かな身体の声や心の声を、
聴き取ることにも繋がっていきますし、
もちろん、閃きや能力などの、
潜在領域へのアクセスにも必要なことになります。

感じることは、考えることとは違います。
感じようとすることは思考で考えていることになりますから、
感じたい時は、思考を手放そうとすることですね。

潜在能力を引き出すにも、
大切なことを感じ取るにも、
思考を手放すことが、最も大切なことになります。

どうぞ、朝の閃きのゴールデンタイムから、
毎日違う朝陽、朝の空気の微妙な違いを、
感じ取るチャレンジをしてください。

その微かな違いは、言葉で表現できないかもしれません。
思考でも判別なつかないこともあるでしょう。

それでも何かが違うことを、
思感、潜在脳は感じ取っています。
まずは、それだけで充分です。

表現はできないけど、違いを感じていることは、
そのうち、思考にフィードバックされてきます。
違う何かを感じているということを認識することが大切なことです。

思考ではない、思感が感じ取るものを、
認識することの愉しさが味わえる、
今日もきっと素敵な一日になりますよ。

(浜本哲治)