あらゆる生命体の多様性を認識して、
感じ、許容することが、
自らの可能性を広げることになる。
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5月22日は、生物多様性の日ですが、
人間は、地球上の生物の1割ほどしか認知できていません。
人間の知らない生命体が、
まだまだ、たくさん存在していることになりますね。
しかし、人間がその存在を確認できていないだけで、
全てが循環して進んでいく自然界では、
多くのそういう存在の子たちの恩恵もあって、
人間も生きていられることは間違いありません。
まだ知らない子たちの、
どこ子が欠けても、
人間が健康で幸せに生きてはいけないかもしれません。
人間は、人間界の中でもそうですが、
他の生命体に対しても、
自分たちの思う通りにしようとしがちです。
逆に、自分に関しては、
できるだけ自由にしたいと考えているのですが、
自分以外の存在に対しては、
自分の思いに沿うことや、
自分の価値観を押し付けていることが多いでしょう。
人間が、人間以外の生命体にしていることも同様ですね。
人間の能力も、最も美しく、逞しく、しなやかに育つのは、
できるだけ、伸びたい方向に伸ばしてあげることです。
これは、あらゆる生命体にも同様に言えることです。
自分と違う生き方があるからこそ、
感じられるからこそ、自分の進化も実現していきます。
みんなが同じ生き方しかしない世界になったら、
たぶんあっという間に、自然界は崩壊するでしょう。
成長、進化は、
多様性をたくさん感じるところに実現していきます。
そのまま、可能性を感じられることですからね。
人間も違う価値観があるから、
それの違いを感じられるから、
感じた自分の進化があります。
人間以外の生命体、エネルギーには、
もちろん、人間の価値観をはるかに超えたものが、
ある可能性の方が、圧倒的に高いでしょう。
どうぞ、自分の知り得た知識や情報だけで、
小さな世界に閉じこもらないようにしてください。
たくさんの違いを認識し、感じ、
どんどん世界を無限大に広げていってください。
自分以外の人や生命体の、
違いや自由を尊重してあげてください。
その実践が、あなたの個性や自由を、
自然界で認められることになっていきますし、
あなた自身が、まだまだ無限に存在する、
可能性を感じることにもなります。
あらゆる生命体の多様性を認識して、感じ、許容することが、
あなたの可能性を広げることになることを、
今日にもたくさん感じられる、
素晴らしい一日になりそうですね。
(浜本哲治)
秋の果実の準備は着々と進んでいます、柿の花です