人工美から自然美への探求。この最高に愉しい追求を堪能していくことだ。<1482>

人工美から自然美への探求。
この最高に愉しい追求を堪能していくことだ。

<1482>


F1種という、
一回だけしか花が咲かない、実が付かない、
大きな花が咲かないという、
種子や球根に、大半のものがなっていますし。

大地にも常に手を入れて、
耕してしまう風習になっていますので、
こぼれ種や循環させて、
植物たちを見守ることが、
少なくなっていますが。

植物たちの本来の姿は、
循環させてこそ見えてきます。

人間が手を加えているF1種は、
今流通している、種子や球根、苗の、
9割近くになるようですが、
人間の感覚で、美しい、大きな、
また、甘いなどになるように操作されていますから、
こぼれ種で翌年などに咲いたり、実がなったものは、
貧弱に見えたりしますが、
何年か経つと、人間の操作を振り解いて、
本来の姿に戻っていって、
その美しさは、例え小さくても、
明らかに自然の美しさというものを感じます。

果実などもそうですね。
自然の美味しさは、ひとくち食べただけで、
その違いがわかります。

人間の才能、能力も、
人工的、思考的なものと、
自然、感性的なものとの違いは、
明らかにわかりますね。

能力や技術、それで創造した愛なども、
一旦、できたものを、
どこまでも自然に近づけていくことで、
美しさや感動的な要因は、どんどん高まっていきます。

そして、自然にいち早く、
また、どんどん近づけていくには、
やはり、思考から離脱していくことが、
大切なことでしょう。

思考偏重の、脳の使い方が、
まだ主流の人間界ですから、
人工的なものが美しいと感じるように、
感覚、感性が麻痺している部分が多いですが。

これからは、自然の美しさが感じられるような、
自然の美しさを目指していくような、
人間界になっていくでしょうし、
そうならなければ、自然との共生も進んでいかないでしょう。

あなたの才能、能力、そして届ける愛の、
自然さの追求とは何か。
どういう方向に向かっていくことか。

これは、どうぞ今日も、
常に真剣に探求してください。

自然の方向を見据えられると、
それだけでも、その方向に進んで行けます。

人工美から自然美への探求。
これは、本当に愉しい追求です。

今日もこの愉しさを存分に堪能できる、
素敵な一日をお過ごしください。

(浜本哲治)

ビオラの花です。
ビオラの花です