事の成就の可能性をどこまでも広げていくには、真の夢を持ち、最高をイメージして最悪を覚悟することだ。<1487>

事の成就の可能性をどこまでも広げていくには、
真の夢を持ち、
最高をイメージして最悪を覚悟することだ。

<1487>


何かにチャレンジしていく時は、
最悪を覚悟しておくことです。

もちろん、最高をイメージして、
チャレンジしていくことが最も大切なことですが、
チャレンジの可能性を広げていくこと、
無駄な力を抜いていくことのためにも、
何が起こっても全て引き受ける覚悟も、
とても大切なことになります。

これは、常々の覚悟としても、
持っておくといいことかもしれません。

例え、築いてきたもの全てを失ったとしても、
生かされている限り、
失ったものは大したことはありません。

生ある限り、夢さえ持っていれば、
能力によって、どんなものでも築いていけます。

人間は、築いたものを失うことを、
極端に嫌う傾向にありますが、
自然の本来の循環は、もっと大きな中にあります。

仮に例えるとすると、
人間が失うことを怖れることは、
落葉樹が、葉を落とすのを嫌がることに、
通じるかもしれませんね。

それは、正常な成長、進化を妨げるだけでなく、
大きなストレスにより、
命のリミットさえ縮めてしまうものでしょう。

どんなに繁らせた葉でも、
惜しみなく落としていくことで、
落葉樹の成長が実現します。

葉が落ちたところに、
ひとまわり成長した幹が現れてきます。

本来の循環を起こしていけば、
自然界では成長、進化できるものですから、
必要以上に、失うことを怖れないことです。

非常に不自然にまみれた人間界では、
この覚悟ができていかないと、
自然に沿った行動の実践やチャレンジも、
難しいケースも多いでしょう。

自然界で本来目指すべき夢をターゲットにしていれば、
どんなに、築いてきたものを失ったとしても、
夢の実現が不可能になることはありません。

失うことの怖れも囚われのひとつですが、
夢の実現、才能の進化のためには、
少しでも囚われを手放していって、
自由度を高くしてチャレンジしていくことです。

今日も少しでも大きく成長、進化を実現するために、
囚われての少ないチャレンジを目指してください。

囚われの少ない言動が持つ
エネルギーの大きさを感じられる
今日も、素晴らしい一日が待っていますよ。

(浜本哲治)