自然環境の問題も、人間の健康の問題も
根源は同じである。
そのスケールも目の前の小さなことの中にある。
<1504>
6月5日は、世界環境デーですね。
環境の保全に対する関心を高め、
啓発活動を図る日として制定されているようですが。
守ろうとしていくよりは、
積極的に自然に近づこうとしていくことで、
人間界が、健全に進化できることを、
認識していった方がいいでしょうね。
どこか、環境に対する考え方が、
やはり、人間が自然を守ってあげている、
自然界の中心、頂点に人間がいる。
という発想が見え隠れしていますね。
この根本的な認識が変わっていかなければ、
人間による自然破壊は止まっていかないでしょう。
自然を守ることも、
人間の身体の健康を守ることも、
根本的に健康になる方法に進んでいくより、
対症療法的、その場しのぎで取り繕って、
さらに事態を深刻化しているのが人間界です。
健康の問題なども、
何かがあると、安易に薬を使って、
その場しのぎをやってしまうことや、
植物たちとの共生なども、
育てることを意図しない子たちを、
雑草とみなして、安易に薬などで排除しようとしている傾向は、
ますます強まっていますね。
こういう傾向は、
誰かが、何かが大きな力を持って現れて、
状況を一変させてくれるというような、
前近代的、古代的な妄想に駆られる傾向に、
拍車がかかっていることになります。
人間の健康も、地球の健康も、
一人ひとりのこういう生活傾向の認識が、
改まっていかない限り、
本質的には実現していかないでしょう。
現代のシステムからくる弊害なのか、
表面的、一時的な取り繕いで、
あらゆる場面で、進んでいっていることに、
疑問も感じないほどに、
麻痺してきているのでしょう。
人間の健康も、地球の健康も、
その実現は、決して難しいことではありません。
一人ひとりが、自然が何か、
本当の健康とはどういう状態かを、
正しく知って、実践していくことで、
必ず実現していくものです。
どうぞ、人間と自然の根源を考え、感じて、
環境問題、健康問題を、
根本、本質から考えてください。
薬で人間の身体が健康になることはありません。
薬などで排除することで、自然が保てることはありません。
至極当然のことが、
実際にはできなくなっていることが、
人間界に警鐘を鳴らす必要のあるところですね。
地球環境の問題は、
決してスケールの大きな問題ではなく、
一人ひとりがやるべきことの多い、
小さなスケールの問題です。
人間の健康を増進していく方法も、
地球の健康を進化させていく方法も、
根源的な方法では全く同じです。
そして、それはあらゆることに適応できるものですね。
根源を考える習慣は、ぜひ身に付けてください。
あらゆる問題の本質が見えてくると、
いたってシンプルなことであることを感じられことになりますね。
本質を見極められる毎日は、
とても刺激的な日々になってきますよ。
今日もエキサイティングな一日をお愉しみください!
(浜本哲治)
蛍袋 ほたるぶくろ の花です