常に自己超越が、
壁や苦境を乗り越える秘訣である。
ひたすら自分自身と向き合っていくことだ。
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植物たちを見ていると、
あらゆる可能性を探り、チャレンジしてみて、
やがては、全てをのみ込んでいくという、
動きを魅せてくれます。
そこに壁があろうが、塀があろうが、
紐で縛られていようとお構いなしですし。
自分自身の身体でさえ、
行く手を遮るとなると、
それを包み込んででも、
成長、進化を目指していきます。
それまでの自分を、
包み込む、のみ込んででも、
目指す夢に進んでいく、
しなやかさが引き出せてこそ、
どんな壁をも超えていける、
パワーやエネルギーになるのでしょう。
壁は、常に自分自身である。
とは、よく言われることです。
壁の存在は、物理的なものでもありますが、
その壁を、どう捉えるかで、
その壁の大きさ、高さは、
変幻自在に変化していきます。
壁を一瞬で消し去ることさえ、
可能なことは、よくあることですね。
目の前の壁に対峙する前に、
自分自身の思考や知識、経験を、
超えることができるかどうか。
これをまず、何よりも先に考えてみることです。
この自分の超え方も、
植物たちに学ぶのがいちばんでしょう。
それは、本当に驚異的な超え方をします。
魂を揺さぶられるほどに、
想像を超えた動きで、
自分を超えてきますから、
これは、ぜひ身近で感じることですね。
その姿、様子を感じていると、
目指すものの高さ、大きさも見えてきます。
例えば、大きく育つ木は、
目指しているものが大きいからこそ、
自らの幹や枝を、
自分の身体の中に吸収してしまいます。
その目指す大きさがなければ、
その行動は必要のないことですから、
たぶん、そうすることはないでしょう。
目指しているもので、
自分を超えるスケールが違ってくるのは、
人間も同じで、間違いのないことでしょう。
どうぞ、遭遇した壁に目や心を奪われることなく、
常に、あなたの心と向き合ってください。
そして、目の前の壁を越えようとするのではなく、
あなたの中にある、枠や囚われを、
手放すこと、解放することにチャレンジしてください。
そうしていくことで、
結果として壁は越えていけることになります。
常に自己超越が、壁や苦境を乗り越える秘訣です。
自分を超えるコツ、愉しさを把握すると、
今日も愉快な一日になっていきますよ。
自分超えを存分にお愉しみください!
(浜本哲治)
凌霄花 のうぜんかずら の花が咲いてきました