自然の刺激は、夢にしっかり心を繋いで、しなやかに、したたかに活用させてもらうことだ。<1551>

自然の刺激は、夢にしっかり心を繋いで、
しなやかに、したたかに活用させてもらうことだ。

<1551>


激しい雨、強い風が吹き付ける状況は、
何かが変わり始める、大きなチャンスと捉えてください。

人間は思考では、なかなか自分を変えられないものですから、
この瞬間を活かさないのはもったいないことですね。

思考で変わろうとすると、
タイミングも力加減も不自然になりがちですし、
無理もしがちになりますね。

自分でコントロールできないほどの、
嵐に遭遇した時は、植物たちが、
強風に揺られる姿を思い描いて、
したたかに、しなやかに風に舞ってください。

ただ、しっかりと大地に根を張っていないと、
簡単に倒れてしまいますから、
実現したい夢に、心を向けて、
夢と結んだ糸は、どんなに揺られても、
決して切らさないことです。

そこさえしっかりしていれば、
後は、どんなに強風に吹かれて揺られても、
倒れてしまうことはありません。

多少枝が折れても、根さえ残っていれば、
どんな状況からでも再生できます。

例えば、傷口に貼った絆創膏を、
思考で考えていると、なかなか剥がせないけど、
動きの中で、知らずに取れていると、
痛さも感じない時があります。

遭遇した環境は、それがどんなものであれ、
自然の贈り物だと感じて、
したたかに、日常はなかなか落とせない枝などを、
自然に委ねて、洗練させることに活用していくことですね。

人間の場合は、とかく色んなものを抱え込み過ぎますからね。

脳や身体に、また状況に、
強烈な刺激を与えるのは、
傷口の例もそうであるように、
思考ではなかなか実践できないものですし。

本来落とした方が良い枝なども、
思考では、的を射ていない可能性の方が高いですから、
嵐の時は、落ちそうなものを、
落とさないようにはしない方がいいでしょう。

そうすることで、他の部分にもストレスがかかり、
大怪我をすることにもなりかねません。

嵐を最大に活かすコツは、
夢にしっかり根を張って、
後は、激しい風のままに揺られることです。

きっと、嵐が過ぎ去った後に、
新たな芽吹きが見えてきますよ。

どうぞ、強風、向かい風、嵐、大雨、台風、
何でも来いと、訪れたものは迎えてあげてください。

したたかにほくそ笑むくらいでいいでしょう。
実際に大きなチャンスですからね。

自然界はエネルギーを、
いかに上手に活用するかで、
大きな違いが生まれてきます。

全てはしたたかに、しなやかに。

あなたの才能、能力が、
そのしたたかさ、しなやかさで、
きっと、輝きを増してきますね。

今日もきっと素晴らしい一日になりますね!

(浜本哲治)