自然界の進化の方向に沿ったチャレンジが、
自然や人間を洗練させ、
不健康とは無縁の環境を創っていく。
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今年の梅雨は、今年にしか味わえない、
二度とない梅雨です。
それぞれの季節がそうですね。
春、夏、秋、冬と名称はありますが、
同じ春も夏もありません。
そして、本来自然界は、
季節が巡るほどに、循環するほどに、
進化していくのが、本来の姿ですが、
どうやら、現代はそうはなっていないようですね。
それぞれの季節の異常気象が、
年々増えている、不自然な状態が続いています。
この数十年だけを感じても、
明らかに、それぞれの季節が、
とても、進化した、洗練されたとは言えないような、
暑さ、寒さになっています。
人間の身体が異常をきたすと、
悪寒が走ったり、発熱したりと、
心身ともに洗練された状態からは、
ほど遠い状況になっていくことでもわかるように。
気象などの異常は、
地球の健康状態を知らせるシグナルです。
人間の健康に異常が出た時にも、
何とか健康に戻そうとするように、
地球の健康に異常が起これば、
そこに存在する一人ひとりが、
どうすればいいのかを考えることです。
ただ、今の人間界は、
身体の健康に異常が出ると、
すぐに薬を飲んだりして、
根本的な原因を手放すことや、
基本的な生命力を高めることではない方法を、
安易に選択してしまう傾向にあります。
これでは、ツケを先延ばしにするだけで、
いつまでも健康体に戻ることはできません。
地球、自然に関しても同じですね。
暑い夏を過ごすのに、
エアコンなどの設備を整えることで、
安易にその場しのぎをしていますが、
そもそも、数十年前と比べても、
とても暑くなっている原因が何かを考えることや、
そこを解決しようとしないのは、
結果的には、人間自身の健康をも損ない、
自然界の中で、人間が存在できないようになる方向に、
向かっていることには、気づかないといけませんね。
自然界の全ては、どこまでも進化します。
それぞれの場所の環境も、
循環を重ねるほどに、本来は進化していけるものです。
それには、そこに暮らす存在たちが、
自然界の進化の方向に向けた、
行動をしていく必要があります。
夏でも、自然に寄り添った生活を目指していけば、
その場しのぎの、薬のようなエアコンなどがなくても、
それがあること以上に、快適に過ごせるものです。
去年の夏より、進化した季節、気候にするには、
何をしなければならないのか、
未来も永続的に、季節が進化していけるようには。。。
今さえ、自分が生きている間だけ、
表面的な快適さを享受できれば、
後のことは、100年後のことは知らない。
その時に考えればいい。
という発想では、あまりにも無責任ですね。
しかし、特に先進国に暮らす人たちは、
今の生活をしているだけで、
そういう発想の行動になっていることに、
どれだけの人が気づいているでしょうね。
まさに、口だけで行動が伴っていない。
というのが、先進国で暮らす人たちでしょう。
自然が進化していく方向の行動。
これが実践できていけば、
今はもちろんのこと、未来にも、
もっと過ごしやすくなった地球を、
残していけることになります。
どうぞ、明日も、今の季節、これからやってくる季節を、
一度限りの季節と感じて、楽しんで、味わってください。
そして、来年の梅雨や夏そのものが、
もっと進化できるためには、何ができるかを考えてみてください。
そして、さっそく実践に移してください。
そのアクション、チャレンジは、
それぞれの季節にも、人間の健康にも、
もちろん、夢の実現、能力の進化にも、
深い繋がりのあるチャレンジになっていきますよ。
雨に打たれてみるのもいいでしょう。
自然を感じなければ、自然に沿う道も見えてきません。
あらゆる場面で、根源を考える、感じる習慣は、
行き詰まり、不健康とは無縁の、
快適な道になっていくことを、
今日、すぐにでも感じられることになりますね。
(浜本哲治)