真の美しさ、純粋さは、究極を追求していく過程で醸し出されるものだ。
<1562>
純粋、無垢であることも、
威厳を持つこともそうですが、
あらゆる結果や醸し出されるものは、
そうしようとして、創り出そうとしても、
なかなかできるものでも、醸し出されるものでもないでしょう。
植物たちも、決して純粋であろう。
美しくあろうとしているわけではなく、
目指すものを一途に実現していこうとする過程で、
自然に醸し出されてきているものですね。
その目指すものへの思いや、チャレンジのレベルが、
高いからこそ、純度や美しさが、
際立ってきているだけでしょう。
これは、もちろん、同じ自然界で暮らし、
同様に、目指すものの実現にチャレンジしている、
人間にも当てはまることですね。
ただ、どうも人間の場合は、
本末転倒な部分が多く。
純粋であろう、威厳をもたせようと、
表面的に取り繕うことが多く、
実が伴っていないことが多くなっています。
美しくあろうとすることが、
その最たるものでしょうか。
表面的なことを飾ることに躍起になって、
本来の美しさを醸し出す部分の磨き込みが、
疎かになっているケースは多いですね。
メッキは簡単に剥がれますが、
本物は剥がれようがありません。
大きく見せようとしても、
実際がそうでなければ、
全く意味がありませんね。
奇襲、奇策や付け焼刃で、その場をしのぎ、
後処理に、とんでもない時間やエネルギーを浪費して、
何のことだかわからなくなっている例も、多過ぎますね。
どうぞ、植物たちの、
等身大の、息をのむほどに輝く美しさを、
あなたの中で実現していくことにチャレンジしてください。
あなたの等身大が、最も純粋で美しく、
逞しく、しなやかなものです。
その等身大に、ひたすら磨きをかけてください。
メッキをいくら磨いても、
本物の輝きにはなっていきません。
自然界で暮らす者は全て、
いつまでも、どこまでも深く純度を高めていけるもの、
美しさの輝きを高めていけるものです。
どうぞ、今日も、
純粋であろう、美しくあろうとするのではなく、
あなたの素晴らしい人生の夢に、
どこまでも等身大のあなたで、
無理ではなく、チャレンジをして、
夢を純粋に、どこまでも高く極めていくことに挑んでください。
その過程で、あなたは周りが息をのむほどに、
最高に輝いてきます。
その純粋さ、美しさが、
本物の、剥がれることのない輝きですね。
目指すもの、目指すものに向かう心が、
あなたの純度、美しさを決めます。
今日も最高に輝くあなたが、
多くの人を照らし、魅了する、
素晴らしい一日になりますね!
存分に本物をお愉しみください!
(浜本哲治)
白い百合が咲いてきました。