自然界で与えられた生を全うするためにも、自然界の本質を知ることだ。<1619>

自然界で与えられた生を全うするためにも、
自然界の本質を知ることだ。

<1619>


人生の授けられた時間がまだあれば、今日も人生はまだ続きます。

しかし、必ず誰にでも訪れる、今生のゴールは、
いつ来てもおかしくはありません。
突然、やってくることもあるでしょう。

人生を充実したものにしていくには、
ゴールを覚悟していくことが、
実にシンプルに満足度を高めていく方法でしょう。

今日、その日がやって来ても、
それを自然界の存在は受け入れるしかないのですが、
そのためには、やはり自然界を、自然界の本質を知ることが、
最も心から理解、納得できるでしょうね。

人間の心も身体も、自然の産物ですから、
自然と同化していくことには、
すんなりと心も身体も溶けていくものです。

人間は、たぶん、自然に逆らってきているので、
必要以上に人生のゴールを怖れたり、嫌がったりするのでしょう。

人間が自然界の支配者ではありません。
ここを勘違いしていると、非常に我欲が強くなりますから、
俗に言われる猜疑心などと相まって、
ゴールを迎えることを怖れたり、生に執着するようになります。

生きることは、いくら執着しても、あまり意味はありませんし、
その心で生を浪費すると言ってもいいでしょう。
健康のメカニズムからすると、
執着することは逆にダメージを与えてしまいますね。

健康であれば、生を全うできますが、健康であり続けることは、
まさに自然に沿うことが、最も効果的なことです。

どんなに、人間界の医学、科学が進歩しても、
自然に沿うことを超えるものは、人間には創り出せないでしょう。

人間が健康になるために、
どれだけ自然を搾取、破壊しなければならないのかと思えるほどに、
自然に沿うことから逆走しています。

これでは、せっかく与えられた、
自然界での生を全うすることもままならないですから、
本当にもったいないことになります。

人間界、現代人は特に、
もったいないの観点も少し自然からズレてきているでしょうか。
何が大切なことかを感じ取り、しっかり把握しておくことが、
夢の実現にも、才能の開発にも、そのまま反映してきますね。

どうぞ、あなたの心が望む夢に、
一歩でも近づくチャレンジに、悔いを残さない毎日を、
存分に愉しんでください。

いつ、人生のゴールを迎えても後悔しないためには、
常に夢の途中、チャレンジの過程にしておくことです。

そして、自然界のメカニズム、循環、摂理も
しっかりと理解、体感してください。
自然に沿っていれば、必要以上に生を心配することもなくなります。

心配ではなく、全てが愉しみの人生、
ゴール以降にも、その愉しみが続くような、
素敵な夢へのチャレンジに、今日も全身全霊で向き合ってください。

(浜本哲治)