寝ても覚めても、一途にひとつのことに意識、エネルギーを集中させる人生にしていくことだ。<1627>

寝ても覚めても、一途にひとつのことに
意識、エネルギーを集中させる人生にしていくことだ。

<1627>


一生に少なくとも一度は、一途にひとつのことを、愛し抜くこと、
息もできないほどに抱きしめていくチャレンジをしてもいいでしょう。

その一度が、生涯続けられることであれば、言うことなしですね。

ただ、日々たくさんの方の夢へのチャレンジを見ていると、
非常にエネルギーの使い方がもったいないと感じるケースが多いですね。

夢の実現、能力の開発の非常に簡単な原理を言えば、
夢や能力開発にどれだけ時間とエネルギーを注ぎ込めたかで、
その成就、成否は決まります。

才能、能力の進化は特に、脳内で行なわれますし、
夢の実現への情報などの融合は、もちろん脳内で進んでいきますが、
まず圧倒的に、ひとつの夢、能力と向き合う時間が少ないことが多いですね。

そして、何よりも大切な脳の稼働時間を、
あまりにも麻痺させている時間が多く、
少なくしてしまっているケースも多過ぎます。

特に、勘違いしているのか、寝ている時間は、
脳は単に休んでいるわけではありません。
身体の修復はもちろんのこと、
情報や知識の整理、融合も行なわれています。
この貴重な時間帯に、毎日のように麻痺させて臨ませることは、
非常にもったいないことですね。

本当のスタート地点になる、一流の入り口に立つために、
1万時間が必要だとすれば、寝ている時間も含めて、
とにかくまずは、寝ても覚めても、その時間に早く到達するために、
エネルギーと時間を集中させることです。

あれもこれもを同時には、なかなか成就、実現は難しいでしょう。

ひとつのことを、ひたすら行けるところまで、
脇目も振らずに突き進み追求していけば、
必ずそれ相応のレベルに到達しなくては見えない、
次の夢が見えてくるものですし、
次の夢は到達したレベルからチャレンジできます。

夢とは関係ない時間を、
意外とたくさん無為に過ごしているケースも多いのですが、
あれもこれもを同時にやろうとして、
結局どれも、どのレベルにも到達できずに終わってしまっていることも、
非常に多いですね。

どうぞ、一途にひとつのことに集中して、
一直線にチャレンジしていってください。
全ての時間を、全ての遭遇するできごとなどを、
ひとつの夢に結びつけて考えることのできるものを持ってください。

もちろん、生活をしていくために、
夢のチャレンジとは一見関係なさそうなことも、
やらなければならない時間もあるでしょうが、
それさえも捉え方次第では、
夢の実現に関連する時間やチャレンジになっていきます。

全てをひとつに向ける感覚は、実現したい夢があれば、
どうしても身につけておく必要のあることですね。

あなたの漲る才能は、もっともっとその能力を発揮したがっています。
それを、多くの場合、思考や習慣などで遮っています。

ぜひ、今日にでも、24時間、ひとつの夢の実現のことだけを考えていた、
全てをそれに結びつけたと実感できる日にしてください。

そのチャレンジの先に、素晴らしい景色が見えてきますよ。

ひたすら、一途にひとつの夢を追求していく醍醐味を味わえる、
今日も素晴らしい一日になりますね!

(浜本哲治)