エネルギーは循環して増大していく。
疲労や枯渇を怖れず、出し尽くすことで、
新鮮な大きなエネルギーを受け取れる。
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自然の恵みは、元気、エネルギーを、
与えてくれますが、
そのエネルギーを活用するために、
放出するスイッチは、
自ら入れるしかありません。
環境が整うのを待っていても、
なかなか、スイッチオンのタイミングは、
訪れるものではありませんね。
人間は、自らスイッチを入れるより、
誰かや環境に、入れられるのを、
待っている人が多いですね。
環境がどうであれ、
あなたがエネルギーを放出し始めれば、
環境は変わっていきます。
いつもエネルギー全開の、植物たちも、
一日の中で、花を開いたり、閉じたりして、
そのオン、オフが分かりやすい子もいますが、
多くの子は、日の出とともに、
エンジン全開ですね。
見事なまでのエネルギーを放出して、
これまた、見事に環境を変えていきます。
日の出から、日の入りまで、
とにかく、精一杯活動して、
葉を落としたり、日陰を作ったりして、
他の生き物が喜ぶ環境を、
愛を与えることだけに徹して、懸命につくって、
自分自身も生かされるようになります。
人間は、すぐに手を加えて、
植物たちの住みづらい環境にしてしまいますが。
そんなこともお構いなしに、
文句を言うこともなく、愛だけを注いで、
環境を変えていきます。
エネルギーは、
循環させることで、増大していきます。
滞留させると、澱んでしまいます。
ストレスや苦悩を抱え込むことは、
エネルギーの停滞した状況です。
例えば、コップの水は、
同じ水がそこにあると、
必ず澱んでしまいますね。
新しい水を、どんどん入れていかないと、
澱むばかりです。
溢れるほどに注いで、
常に新しい水にしていかないと、
すぐに澱んでしまいます。
日々、色んなことがありますから、
起こった出来事などに、心をフォーカスしていると、
すぐに、エネルギーの循環が滞ってしまいます。
そういう時には、思考や心をフォーカスさせる、
対象をチェンジして、
エネルギーを注いだり。
元気がない時に、元気になりたければ、
誰かを元気にしてあげることが、
いちばんの解決策であるように。
エネルギーは、常に循環させることです。
とにかく、あなたのところで、
エネルギーの循環を止めないことですね!
もちろん、負のエネルギーも、
それに触れたり、フォーカスしたり、
エネルギーを送り込むと、
増大していきますから。
どこに、フォーカスして、
エネルギーを届けていくかは、
細心の注意が必要ですね。
あなたのエネルギーや、能力が、
枯渇することはありません。
エネルギーや能力は、
使えば使うほどに、
レベルアップもしますし、
あなたの中に還流してくるものが、
どんどん、増えていきます。
自然界には、エネルギーが溢れていますから、
コップの水を空にすると、
自然にそこに流れ込むようになっています。
使わないと、そこには、
新鮮なエネルギーは流れ込んできません。
枯渇や疲労を心配して、
出し惜しみすることで、
逆に疲労し、能力の伸び悩みに、
遭遇している人は多いものです。
アスリートは、限界までチャレンジをすることで、
その才能が伸びていきます。
どんな能力の開発も同じですね。
心地良いほどにトレーニングしていても、
能力が高まることはありません。
疲労は、精一杯チャレンジしても、
中途半端にチャレンジしても、
それほど大きな差はありません。
中途半端なチャレンジの方が、
後に残る疲労になることが多いですね。
心地よい疲労を感じるためにも、
出来ることを、精一杯出し尽くして、
チャレンジしていってください。
心や身体に、筋肉痛を感じるのは、
心や身体が鍛えられている証拠です。
筋肉痛が出ないほどのトレーニングでは、
いつまでも、筋肉が鍛えられることがないように、
その兆候は、喜ぶべきことですね。
普段、運動をしていない人が、
本番だけ精一杯やろうとすると、
すぐに怪我をしてしまうように。
ある瞬間だけ、精一杯やろうとすることを、
無理をすると言います。
無理をすることと、チャレンジすることは、
全く別物ですが。
日々、精一杯のチャレンジを続けていくことで、
いざ、本番を迎えてた時に、
進化した、あなたを感じられることになりますね。
あなたのチャレンジは、
あなたを、決して裏切ることはありません。
今、チャレンジしていることで、
思うような結果が出ないとしても、
そのチャレンジは、必ず次に繋がりますし。
チャレンジに賭けたエネルギーは、
自然のエネルギーが循環する法則で、
必ずあなたの元に、
素晴らしいエネルギーになって戻ってきます。
どうぞ、日々、自らスイッチを入れて、
全てのエネルギーを出し尽くしてください!
出し尽くして、新たなものを、
手にする素晴らしい感触を、
得られる日々は、愉しいばかりですよ!
(浜本哲治)
柿一と銀杏