馬酔木は、「あしび、あせぼ」とも呼ばれ、
その名の通り、動物がこの子の、葉や枝を食べると、
有毒で、酔ったようになることから名付けられています。

また、葉を煎じて、殺虫剤にも使われているようです。

とっても、可愛らしい白い花を、
たくさん咲かせてくれます。

花言葉は「清純な愛」「献身」「いつもあなたと一緒」

我が家では、この子もそうですが、
いくつかの木が、主幹が枯れて、
側枝が育っています。

これは、剪定のし過ぎが原因ですが。

銀杏なども、側枝が一本の主幹に、
なっていったような感じです。

針槐（はりえんじゅ）などは、
自らの身体が固いため、
強風などで、主幹がポッキリ折れてしまうことも、
よくあるのですが。

一夏越えると、すっかり、
別の枝が、主幹になって、
姿を整えていきます。

こういう姿を見ていると、
本当に、植物たちの逞しさと、
自然界における、可能性の奥深さを感じます。

一途に目指してきたこと、
大きな夢が潰えたり、
自らあきらめたり、そうせざるを得ないことは、
人間界でもよくあることですね。

しかし、自分の人生の夢を、
しっかり見据えていれば、
例え、中心を成していたものが、
折れたとしても、
その夢の可能性までなくなるものではありません。

主幹をいくつも、同時に、
育てることは難しいですし、
それは、エネルギーの分散にもなって、
夢への最短距離の道ではありませんから。

常に夢の実現に向けての、
あなたに中心に据えるものは、
一本に絞ることですが。

その中心に据えたもので、
夢にチャレンジしてきたことで、
例え、それが枯れてしまっても、
そのチャレンジの過程で、
育て、蓄積してきたものが、
無駄になることはありません。

その中に、必ず新しい可能性の芽は、
育まれています。

中心を成すものを、そのまま育てられれば、
その可能性の芽は、主幹をサポートするものですし、
もし主幹が潰えたら、
次の主幹になり得るものです。

大丈夫です。何が起こっても、
あなたの人生の夢まで潰えることはありません。

あなたが、あきらめない限り、
自然はあなたの夢の実現を、
用意して待っています。

どうぞ、失敗や傷を負うことを怖れることなく、
果敢にチャレンジしていってください。

その勇敢なチャレンジの先には、
何があっても、さらに次が見えてくる、
素晴らしい世界が拓けてきますよ！

（浜本哲治）

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