「神が降りてくる」現象は、
誰にでも備わった脳のひとつの機能である。
閃き、思感を大切にしていくことだ。

＜607＞

サザンオールスターズの桑田佳祐さんは、
「慕情」という曲のサビが浮かんだときは
「神が降りてきた」と思ったと、
おっしゃっているようですね。

アーティスト、アスリートがよく使う表現ですが。

こういう現象は、
誰にでも、起こっていることです。

特別な能力として、
限られた人に起こっていることではありません。

人間の脳は、思考領域の、
何倍もの潜在意識の領域があって、
そこから放たれる、閃きであったり。

脳は、情報などをインプット、アウトプット
するだけではなく、
情報などのエネルギーを、
送受信する機能も持っていて、
キャッチした情報などを、
閃きとして、もたらしてくれたりもします。

この閃きは、私の研究でも、
誰にでも、簡単に、意図して引き出すことが
出来ることは間違いのないことですが。

日常的に閃きは、やってきていますから、
それに気づくことが、活用するには、
まずは、手っ取り早い方法ですね。

気づき、感じるためには、
思考で出てくるものと、
閃きで出てくるものがあることを理解して、
その違いを感じることですね。

そして、閃きを感じ分けて認識して、
認めてあげることです。

人間自身がそうであるように、
脳は、存在に気づいてもらって、
認められると、喜んで再現しようとします。

潜在能力の存在や、閃きを感じ、
大切にし、信頼してあげることですね。

気づかれずに、活用されていない、
閃きも、星の数ほどあるでしょう。

また、感性を研ぎ澄ましていないと、
アンテナにかからずに、
素通りしていくものもあるでしょう。

閃きを得るために、
閃きを得たい、ひとつのことに、
深く没頭すること、鋭く心を向けることは、
必須の要件ですね。

まだ、多くの人に知られていないだけで、
あなたが気づいていないだけで、
もうすでに、あなたに、
神は舞い降りているかもしれませんね。

どうぞ、あなたに降りてきた、
素晴らしい閃きは、多くの人と分かち合ってください。
それも、さらに多くの閃きを引き出す、
コツのひとつですね。

閃きを感じ、認識して、
分かち合うことで、その素晴らしさを理解できる、
日々が輝いた毎日になりますね！

（浜本哲治）

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No.607（10-13-1）