自然界で最大に可能性を引き出すには、
矯正しないことだ。
最も多い自らの縛りを超えていくほどに、
才能、能力は進化していく。

＜622＞

我が家の木瓜（ぼけ）は、
少し、横に広がる性質のある子なので、
以前は、紐で縛りつけられて、
まとめられていましたが。

枯れる幹もあって、
あまりに窮屈そうなので、
解いてあげると、
花の数も増えてきました。

人間もそうですが、
自然界で、最大に可能性を引き出すには、
出来るだけ、矯正はしないことです。

人間の場合は、
もっとも縛りつけられる縄は、
自分自身の思考の縛りです。

枝打ちされることを怖れて、
自ら、小さくまとめようとしては、
大きな可能性を、
みすみす多く逃してしまうことになります。

もちろん、自分の心が、
良しとしないことは、
やらない方がいいですが。

それ以外のことは、
まず、チャレンジしてみることです。

誰かに、何かを言われること、
環境に受け入れられるかどうかなどを、
心配していては、きりがありません。

元々、全ての人に受け入れられることは、
まずありませんから、
環境の進化のためにも、
考えたこと、感じたこと、閃いたことは、
チャレンジしてみることです。

自分で勝手に制約をかけていたことが、
チャレンジしてみると、
思いの外、受け入れられたり、
変化、進化に繋がることもよくあることです。

所詮、全てに受け入れられることも、
全てが上手くいくことも、
自然の摂理の中ではありません。

10割を目指して、せいぜい2割の確率の中で、
限られた情報だけの思考で、
チャレンジ自体を制約してしまっては、
上手くいくことも、非常に少なくなってしまいます。

どうぞ、あなたの心を縛ることなく、
大胆に、勇敢にチャレンジしてください。

あなたの脳に浮かぶこと、
心が感じることには、必ず意味があります。

そのチャレンジが上手くいかなくても、
チャレンジの結果、見えてくるものが、
必ずあるはずです。

チャレンジの数が増えるほどに、
確実に、進化していくあなたを感じられる、
素晴らしい日々になっていきますよ！

（浜本哲治）

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No.622（10-13-3）