早成も晩成も大切な特性である。
持ち味を最大に活かして、チャレンジし続けることが、
成就の最大のポイントである。
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ニセアカシアと呼ばれる針槐(はりえんじゅ)ですが、
明治時代に日本に来た時は、
アカシアと言われていましたが、
その後、本来のアカシアと区別するために、
ニセアカシアという呼び名になったようです。
とにかく、成長の早い子で、
少し離れたところに、50年選手の樹高7mくらいの
棕櫚(しゅろ)がいますが、
わずか3年足らずで、ほぼ同じくらいの背丈になっています。
20~25mくらいには成長するようなので、
今年は、どこまで伸びていくのか楽しみです。
花言葉は、
「慕情」「友情」「頼られる人」
「親睦」「優雅」「真実の愛」「甘い誘惑」
成長が驚くほど速い針槐ですが、
倒れやすく、折れやすい側面もあります。
台風で倒れましたが、
起こしてあげると、元気に育ってくれました。
枝も簡単に折れますが、
何食わぬ顔をして、どんどん枝を伸ばしてきます。
木の材質は、加工はしづらいようですが、
耐久性が高いため、かつては線路の枕木、
木釘、木炭、船材、スキー板などに使われたようです。
我が家の庭には、針槐が二人いますが、
この成長の速さは、暖炉などがあれば、
ひと夏で、ひと冬分の薪も採れそうですね。
木々や花にも、成長の早い子もいれば、
じっくり時間をかけて、成長していく子もいます。
人間の特性も、人それぞれです。
早成タイプ、晩成タイプなどがありますが、
それぞれに、持ち味ですから、
その特長を生かしていくことです。
決して、他人と比較しないことですね。
他と比べて、自分の持ち味が存分に引き出せないのでは、
全く意味がありませんからね。
どちらのタイプにしても、
最終的には、続けていくことが、
才能の開発にも、夢の実現にも、
重要なことになります。
持ち味ではないペースに変えようとすると、
まず、継続が難しいものになりますね。
どんなタイプにも、必ず一長一短があります。
どうぞ、あなたの持ち味、特長を最大に活かして、
あなたのベストにチャレンジしてください。
それのみが、あなたの夢への、
最速、最短のチャレンジになりますね。
あなたのタイプが生かされる、
素敵な毎日をどうぞお愉しみください。
(浜本哲治)
針槐 はりえんじゅ の芽吹きです。