チャンスをものにするにも夢の実現にも、
スタート時に全力、一点集中でエネルギーを注ぎ込むことこそ、
実現の黄金律である。
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チャンスを掴んだら、一気呵成に、
エネルギーを注ぎ込んでいくことは、
夢の実現、能力開発のための鉄則ですが。
ここでも、思考によって、
注ぐエネルギーを制限してしまいがちです。
チャンスを掴むことも、
何か新しいことを始めることも、
新たなアクション、行動を起こしていくことでは、
同じですので、どちらにも当てはまります。
新たに何かを習得するにも、
新たな動きに対応していくにも、
最初は目新しく、興味津々ですが、
人間の脳は、刺激にすぐに慣れてきますので、
じきに目新しさは失われ、飽きてきたりします。
そして、例えば、
何かを習得するにも、
最初はその本当の面白さが分からず、
ある程度、身に付いてから、
面白さは増していくものです。
このそれぞれの脳の反応を考えても、
新鮮な刺激を感じているうちに、
本当の面白さを実感できるまでに、
深く習得していけるかどうかが、
その後の継続やレベルアップに、
とても大切な要因になります。
興味を持ったもの、やると決めたことは、
出来る限りのエネルギーを、
そのスタート段階に、集中させて、
注ぎ込むことですね。
右も左も、真価も分からないうちに、
ペース配分も何もあり得ません。
初期の段階で、エネルギーを制限すると、
続けることや、レベルアップしていくのに、
初期に集中させるエネルギーの、
何倍ものエネルギーが必要になってきます。
エネルギーの配分は、
軌道に乗ってから考えることですね。
エネルギーを注ぐ量、かける時間を、
減らしていくことは、いつでも簡単に出来ますが。
途中から増やすのは、至難の業です。
習慣になってしまった行動を、
変えていくのに、大きなストレスを感じ、
大きなエネルギーが必要なことを見ても、
明らかなことですね。
打ち上げ角度は、
その角度から下がることはあっても、
途中から角度を上げるためには、
引力に空中で逆らうために、
打ち上げ時より、エネルギーが必要になります。
飛行機が離陸の時に、
大半の燃料を注ぎ込むように。
離陸するまでに、
どれだけ、エネルギーを集中して、
注ぎ込めるかで、明暗ははっきり分かれます。
チャンスをものにする、
夢や能力開発を実現していくためのチャレンジの、
初期のマイペースは、例外なく、
一点集中、全力ですね。
軌道に乗れば、巡航速度は自然に見えてきます。
どうぞ、せっかくのチャンスをものにするために、
初期の黄金律を実行してください。
同じ時間をかけてやるチャレンジに、
大きな差が出てくるのはスタートです。
チャンスをものに出来るかどうかの、
天と地との差を生んでしまいます。
チャンスをことごとくものに出来て、
キング、クイーンが見えてくる、
きっと素敵な毎日になりますね!
(浜本哲治)