植物たちの自由度の高さは、
まだ見えていない無限の可能性が
あることを感じられているからだ。
見えているもの、
感じられているものは
ごく僅かな側面だと知ることだ。

＜708＞

植物たちの美しさや逞しさ、しなやかさは、
発想の自由度の高さにも裏打ちされています。

一カ所に根を張り、
自由に動き回れる人間からすると、
自由さは少ないように見えますが。

その環境、状況の中で、
あらゆる可能性を探っていく姿は、
間違いなく、人間より発想が豊かで、
自由度は高いでしょう。

人間も自由なようではあっても、
帰巣本能があって、家に戻りますし、
人間界の縛りもありますから、
限られた空間で生活する状況は、
植物たちと、さほど変わりはないかもしれません。

その中で、さらに自分自身の思考などで、
自由度を奪ってしまっているのが人間でしょう。

限られた空間、時間、状況の中でも、
発想を少し変えるだけで、
可能性は無限に見えてきます。

人間は、環境や状況のせいにしがちですが、
全ては、自分自身の視野、視点、発想の、
自由度の低さでしょうね。

才能や能力に関しても、
その多くが、一面だけしか見えていません。

ひとつの能力の、
ほんの僅かな可能性しか、
使っていないと考えていいでしょう。

まだまだ、無限に残された、
可能性の側面に、気づいていくことですね。

そして、その気づきは、
思考では、縛られていますから、
なかなか見えてこないものです。

ふとした刺激を受けた時に、
閃き、気づくことが多いものです。

大切なことは、
今は見えていない可能性が、
無限にあることを認識しておくことです。

見えているもの、今感じられているものだけが、
全てだと思い込んでしまうことこそ、
自由度、柔軟性、しなやかさを、
失ってしまう要因です。

まだ、現実になっていない、
夢を実現していくことにチャレンジすることは、
そのまま、まだ見えていない、
あなたの才能の可能性を見つけることです。

どうぞ、あなたの可能性を信じて、
思考、心の自由度を高めてください。

小さなひとつでも、
あなたの才能の可能性を見つけられれば、
そこから色んな風景が見えてきます。

今日もきっと素晴らしい一日が展開していきますよ！
どうぞ、存分にお愉しみください！

（浜本哲治）