異端、イレギュラーをどれだけ許し、
受け入れられるかが、
成長、進化の可能性を広げることだ。
<740>
前日には咲いていた、
昼咲月見草(ひるざきつきみそう)の花の写真を、
ある朝撮ろうと思ったら、すでに姿はなく、
そばに、根ごと抜かれていました。
たぶん、雑草だと思われたのでしょう。
小さな我が家の庭でもそうですが、
風に乗ってやって来る子、
鳥たちに運ばれて来る子や、
誰かが植えた子など、
どこで、どんな芽吹きがあるかわかりません。
これは、日常の中でもそうですね。
色んな人が混在していると、
それぞれに価値観がありますから、
様々な思いの乗った芽吹きがあります。
人間は、自分の価値観に合わないものは、
排除してしまう傾向にありますが。
これは、もったいないことでしょう。
自然界には、そもそも、人間の価値観の、
雑草という子は存在しません。
人間一人ひとりに、名前や人格があるように、
自然界に必要不可欠な存在として、
命を授かっています。
昼咲月見草の花言葉に「自由な心」とありますが、
心の自由度を高めていくには、
こういう、自分にとっての異端や、
思考、価値観を超えるものを、
どれだけ、許し、受け入れていけるかでしょう。
自分自身の心の中にも、
今までにない発想や閃きなどが、
芽吹くことがあります。
こういうものを、今までに経験のないことだからと、
排除してしまっていては、
可能性も、自由度も高まりませんし、
進化もおぼつかなくなりますね。
どうぞ、今までにないものを歓迎してください。
異端、イレギュラーを可能性が広がると捉えてください。
愛でてあげると、
いろんな新たなものが見えてきますよ。
昨日のあなたを超えることが、
あなたの進化ですね。
心の自由度が高まる、
素敵な一日を今日もお愉しみください!
(浜本哲治)
昼咲月見草 ひるざきつきみそう の花です