来るものは拒まず、去るものは追わず。
自然界の自然な進化の奥義である。
<745>
自然界は、常に新陳代謝を繰り返して、進化していく世界です。
新陳代謝できなくなると、退化に向かいます。
人間は、自然のままに、
手放した方がいいものは溜め込んで、
大切なものを排除する傾向にありますが。
身体の細胞の新陳代謝が、
自然のメカニズムを崩さないようにすることが、
美と健康にもいいように。
身の回りで起こることも、
出来るだけ、自然の代謝に逆らわないことです。
人間の身体は、2年でほぼ全ての細胞が入れ替わりますが、
ひとつの細胞は、永遠ではありません。
代謝を思考でコントロールするのは、
不可能なことですし、不自然ですから、
出来ることは、その短い期間に、
その細胞に、最高の能力を発揮してもらうことです。
代謝をして、細胞が役目を終えて、
離れていくことは、失うことではありません。
進化の一過程ですね。
これは、身の周りの環境などにも、
同じことが言えるでしょう。
来るものは拒まず、去るものは追わず。
起こる出来事は喜んで受け入れて、
旅立とうすることは、喜んで送り出す。
どんな環境も永遠はありませんから、
短いお付き合いの中で、
出来ることを精一杯やること、
愛を届けることですね。
どうぞ、出会う出来事はご縁ですから、全て歓待して、
旅立ちには、歓送してください。
そして、やるべきことは、
あなた自身と向き合って、
あなた自身を進化させることですね。
ご縁も進化していく、
今日も素敵な一日になりますね!
(浜本哲治)